春の兆し

昨日・今日と春らしい穏やかな天気となりました
三月に入って雪の降らない日は無く被災地は
どんなに寒いかと胸を痛めておりました
雪囲が取れたので庭に出て見たのですが、梅や椿は蕾が固くてまだまだ咲きそうにありません
ふと去年見つけたど根性すみれを思い出しました
咲いていましたよ。紫の花弁が少々色褪せていたので随分前から咲いていたのでしよう。自粛ムードの中毎日キャンセルが
相次ぎ予約帳が真っ白で私の頭も真っ白になり花を見る余裕もありませんでした
このままでは日本経済が沈没してしまう、企業が元気でないと復興も遅れると専門家が解説してたけど・・・ど～なるんだろ全く先が見えません。
地震直後お泊まり頂いたお客様からお礼状と仙台銘菓萩の月を戴きました。大変な時期なのに有難いかぎりです。被災地の皆様に一日も早く明るい兆しが見えます様に、今は祈るしかありません

天童市避難所

最近めっきり涙もろい私であります。テレビの震災関係の
ニュースを見る度テッシュケースを箱ごと抱えてうるうるしております
肉親を亡くし全てを津波にさらわれ心の傷は深いのにカメラとマイクを
向けられると何処か微笑んでしまう人の前では気丈に振舞う・・・国民性でしょうか
同じ日本人として気持ちが判るだけに尚更悲しくなります



天童市には福島からと宮城から約２００名の方が避難して来られております
今日はソロプチミストのボランティヤで夕飯のお手伝いに行ってまいりました
市の体育館は暖かでシャワーもあるし清潔でした。又散歩がてら２０分も歩けば
スーパーもあります。ご縁で天童市にお出で頂いたのですから、内に籠っていないで
身体の為にも大いに市内を散策して頂きたいものです

東北関東大震災

被災にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます
こんな世の中が来るなんて・・・３月１１日午後２時４５分までは誰が想像したでしょう
今在った町や村が幸せな生活が一瞬にして無くなるなんて映画の世界だけだと思っていました。テレビで津波の恐怖をまざまざと目の当たりにした時、全身の震えが止まりませんでした。
仙台には知人も多く又リピーターのお客様も沢山おります。電気が一部点いたもののガス・水道が復旧せずかなり不便を強いられているようです
あづま荘の予約は今月・来月は殆んどキャンセルになりましたがお隣宮城の方から天童温泉にご宿泊して生活必需品や食料品・ガソリンなどを調達しに来られる方に大勢起こし戴いております。只こちらも流通網が途切れ現在物不足に陥っております。スーパーに行っても何も無い状態です。又ガソリンに至っては朝８時の開店に向け前の日夕方から徹夜で並ぶ状態が続いております。毎日来る出入り業者もガス欠の為当分来れないとの事、社員も今日から泊まり込み組がおります。でも皆んな被災地で寒さや飢えに苦しむ人々の事を考えたら「「何とかなるって！」という言葉が自然と出てきます。電気や物があるのが当たり前になっていた私達の生活、文明の力が自然の前でいかに弱いかを知らしめた今回の地震でした。でも世界中の人が東北を応援してくれています。今は放心状態で何も手つかずでもきっと春になったら復興に向け動き始めると信じております。我々東北人にとって寒い冬と戦った後の春の到来は特別な意味があります
春風は暖かさと一緒に元気と癒しも連れてきてくれるのです。きっと頑張れれる！きっと立ち上がれる！テレビを見る度涙ぐみ胸の奥からエールを送っております

こんな時に猫の話で申し分けないのですが家のぷーまは捨て猫なので誕生日がありません。獣医師の話では３月頃でしょうということでした。そこで３月１１日を忘れ無い為ぷーまの誕生日は２０１０年３月１１日午後２：４６分に決めました。

天童会

今年も関東天童会に参加致しました。
馴染みの顔ぶれ「お久しぶりです～お元気でしたか」と皆様とにこやかにご挨拶本当に一年て早いものです。歳を重ねるごとに時の流れが急流になり加速するように感じる今日この頃です

開会の前にジャズ演奏があり懐かしい童謡や春の歌がジャズ風にアレンジされたものが披露されました。その後は私達お駒会を先頭にして花笠踊りを会場所狭しと賑やかに踊り大いに盛り上げます。そしてクライマックスは天童温泉宿泊券や地酒・ラフランス加工品等天童産の沢山の景品が当たる抽選会
最後は全員が舞台に集まり「ふるさと」を大合唱して御開きとなりました。この間約３時間この会に参加する為早朝より新幹線で上京した天童市長、只今議会中で明日の答弁の準備があるとそそくさと又新幹線で帰路に着いた模様・・・　
本当に御苦労様です♪

銘酒 雪絵

３月ですね～お雛の季節
今年も女性スタッフでああでもない、こうでもないと賑やかに飾り付けが行われ
無事お雛様方にご登場頂きました。「お久しぶりです！今年もよろしこ・・・」

さて随身の間に置かれた冷酒・名は雪絵と申します。恥ずかしながら私くしの名前を命名してしまいました。本名はゆき江ですが、幼き頃より漢字の名前に憧れ雪絵だったらよかったのにって思っていたのです。誕生してから１０年位になりますかね～あづま荘オリジナルのお酒で当荘でしか扱っておりません
天童には二つの造り酒屋やあります
ＩＷＣ２００８インターナショナルＳＡＫＥ部門において純米大吟醸「一路」が最優秀賞に輝いてから世界的に有名な出羽桜酒造と小さい故に手造り感のある水戸部酒造です。雪絵は後者の水戸部酒造の若旦那と一緒に造ったこだわりの酒。私はもっと辛口にしたかったのに雪絵という名の響きからしてこれ以上辛いのは絶対ダメという彼の意見に渋々同意したのが昨日の事のように思い出されます。日本料理の味に馴染み、アッサリとした中辛に仕上げました。そんなこんなでこの酒には特別な思い入れがあるのです♪