天童温泉松伯亭あづま荘女将四季日記

天童温泉松伯亭あづま荘の女将が四季折々の出来事や感じた事を綴る日記

お風呂編・浴衣えらび

2009-07-18 10:43:07 | 松伯亭あづま荘

旅館に着いてお抹茶を戴いて館内の説明を一通り受けたら次は何といっても最大の目的、温泉に入ること!家には無い大きなお風呂でゆったりと開放感を味わって下さい。天童温泉は内臓病全般にとてもよく温まりです。細胞を強くするメタケイ酸が多く含まれいるのでお肌にも最高です。
さてさて当館のサービスの一つに柄物浴衣がございます。お好きなものを選べるのです。最初は女性のお客様だけだったのですが、殿方から不満のご意見を頂き男性のお客様にもお選び頂いております。
その他にスタンダードの浴衣もお部屋に準備してあります。♪

せせらぎ

2009-07-12 22:05:20 | 松伯亭あづま荘
当荘の玄関を入るとせせらぎが聞こえてきます。
ロビーに置かれた蹲が奏でる水の音です。家に来てから10年近くなりますが、一時は苔が枯れ汚い岩肌が露骨に見えていました。
それを見兼ねた営業の渡辺が執念の水掛けをした結果こんなに青々とした風情を見せてくれる様になりました♪

七夕

2009-07-07 21:52:25 | 日記
竹林に下げられた短冊涼やかでロマンチックでしょ。
天童市大町の武田さんが「七夕に思いを馳せて始められた」と新聞記事で見つけ、早速拝観させて頂きました。
中に一歩足を踏み入れると、不思議な空間に来たような気がしてとても心が癒されました。
まさに竹の威力ですネ・・・さてさて今日は年に一度彦星とおり姫が天の川を渡って逢える日。なのに夕方から雲行き怪し、雷が鳴ったかと思えばとうとうどしゃ降り 雨天決行にしてよ!と思わずにはいられない私でありました。♪

第22回天童紅花まつり

2009-07-04 23:36:13 | お駒会
  天童温泉から車で5分位走った山間に紅花畑があります。
約320年前の7月13日俳聖松尾芭蕉が山寺に行く途中 天童にて一面の色鮮やかな紅花の美しさに 感激して詠んだ句があります。「眉刷毛を面影にして紅の花」師の数多い作品の中で唯一女性を匂わせる句と言われております。
この後山寺にて有名な「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだのですが きっと師は紅花を見て母を思い出したのか初恋の人を思ったのか・・・心が満たされ豊だったはずだからこんな素敵な句が詠めたのでしょう。
さて今年も綺麗に咲きそろいました。 今日は紅花まつり開催イベントがありお駒会にも出席要請がきておりました。地元の貫津小学校の子供達の湯上山太鼓も披露され、緊張した面持ちがとても可愛かったですよ♪