昨日は、TRICO.SCが参加するPUMACUP福岡県大会グループリーグの応援に行きました
会場はアクシオン福岡
福岡空港前からバスに乗り、アクシオン福岡前で下車すると・・・
心臓破りのこの階段を踏破しなければ行けません
全部で123段ありました
TRICO.SCはグループCに組み入れられており、対戦相手は…
Hiroka=Z SPORVA21(県リーグ1部1位)
R.C.U MIND(県リーグ3部B4位)
県リーグで3部B最下位に沈むTRICO.SCからしてみれば、いずれも格上との対戦で、特にHiroka=Zとは普通に言えば胸を借りる様な対戦相手だと思います
しかし、PUMAは一発勝負
ジャイアントキリングもあり得る大会です
またチーム一丸になれば、勝てないまでも充分に戦える事は去年の大会が証明しています
要は、戦う選手達がどの様なモチベーションで試合に臨めるかがカギになると思っていましたし、それなりに期待して会場入りしました
しかし・・・
私が目にした光景は、戦う姿勢が感じられないチームの姿でした
前の試合のハーフタイムに次の試合の選手はアップが出来るのですが、前半試合終了と同時にコートに入ってきた選手は僅か3人程、遅れてバラバラと選手が入って来ましたが、チームの練習ボールを持って来ていない体たらく
慌てて練習ボールを渡して、ようやく対面パスが出来た状態でした
それがこの状況
隣のHiroka=Zは、あたり前ですが、下位チームとの対戦にも拘らずきっちりアップしています
これを見て、流石に元代表として黙っていられなくなり、選手を集めて雷を落としてしまいました
去年から口を酸っぱくして伝えて来たつもりですが、チームのアイデンティティとしては定着しきれていなかった様です
それは県リーグという競技スポーツの世界は、本気で技術向上と勝利を目指して日々研鑽しているチームが対戦相手になる訳ですから、こちらも本気で立ち向かわなければいけないという事です
それが相手を“リスペクト”する事であり、県リーグやPUMAの様な大会を含めたチームの廻りの全ての環境に対する“リスペクト”にも繋がっている訳です
『“リスペクト”を欠いた状態での競技スポーツは成立しない』が持論である私からしてみれば、この日のSCのチーム状態は、完全に“リスペクト”を欠いた状態に見えました
やかましい事を言ったり、今こうして書いている訳ですが、こんな事を言われたり、書かれたりしたくなければ、リーグに参加しなければ良いのです。
我々にはトリコスポーツクラブというサークル活動が有り、その活動の延長線上での1DAY大会に参加して、各々が自分にあったレベルで楽しめば良いのです。
TRICO.SCの参加メンバーは、誰に強要された訳でもなく、皆が自発的に参加しているのですから、何の為にリーグに参加して、何の為にPUMACUPの様な大会にチャレンジしているのか良く考え直して貰いたいと思います
そんな状況で迎えた第1試合Hiroka=Z SPORVA21
11:35に試合開始です
スタートは、クロ、哲、ヤマム、セキ、富の5名
開始直後、ヤマムが強烈なプレスで気持ちを見せてくれると、皆が連動して激しいプレスに行きます
しかし、このハイプレス状態ではとても最後まで持たないと思っていると、流石相手は1部1位のチームです
簡単にパスを廻してプレスをいなし、難なくゴールを奪って行きます
早い時間でポンポンと2点を献上
ココまでは、相手陣内にも入れない状況で、圧倒的な差を感じました
しかし、ココで相手も少し攻撃姿勢を緩めたのでしょうか、0対2から試合が落ち着いた感じがしました
するとSCにも少しづつチャンスが作れるようになり、右サイドショートカウンターからセキ抜けだしてファーへの強烈なシュート
これは決めたかったですが、ナイスシュートでした
しか3点目を奪われてからは、徐々に失点をかさね前半は0対5で終了
ハーフタイムのベンチの様子
膝に手をついているのは、恐らく故障上がりの10番の選手
肉体的な疲労にプラスして、精神的にも来ているのでしょう
とにかく1得点を目指して、後半がスタート
基本的には始終押されっぱなしの展開でしたが、ついにSCが得点
シュートのこぼれを押し込んだのはクロ
しかし、喜び過ぎて写真を取り忘れてしまいました
ココからは今後も見越してか、試合に出ていないメンバーを投入
サクラップは落ち着いて試合に入っていた様に見えました
県リーグ1部レベルのスピード感や距離感の体験を、今後の財産として活かして貰いたいです
そしてTRICO.SCの眠れるファンタジスタ、まっちゃんもPUMAデビュー
一緒に観戦していたユウスケ曰く
『風貌はFリーグクラス、デウソン神戸に居そう』
結果は111
圧倒的な実力差がありました。
しかし、何人かの選手からは戦う気持ちが感じられ、少しは“リスペクト”の精神が伝わったのかなと思いました
相手のHiroka=Z SPORVA21は流石1部1位のチームだけあって、プレーの正確さ、特に綺麗なグラウンダーで通って行くパスの美しさには目を見張るものがありました
基本技術の高さ、身体能力、そして何よりもチームとしての一体感、見習うべき物は数知れず有ったと思います
この経験を、今後のリーグ戦に活かしてぜひ良い結果を残して貰いたいです
時間の都合でSCの2試合目R.C.U MINDは見られませんでしたが、速報によると2対5で敗戦
しかし前回のリーグ戦での対戦と比べ、2点取れた事は良い傾向と考えたいですね
最後におまけ
同日、GANTS FC CROSSの対戦が有り、この試合まで観戦しました
何故かと言うと・・・
前日糸島グリーンカップで一緒に戦ったユウスケが所属しており、その時にPUMAでは1点取ると約束してくれたので、それを見届ける為でした
あとちょっとで押し込める惜しいシーンがありましたが、結果は無得点
ドンマイ、ユウスケ
もう1試合あるから、必ず決めろよ
周囲からも「昨年の覇気が全く見られない」という声が上がってました。
現メンバーは優しい方々ばかりなので、ここは幕僚長が現場復帰して厳しく声を上げないと、試合中のベンチは本当に静かでした。
ベンチがうるさいチームは強い!
フットサル界でのあるあるだと思います。
今のTRICO.SCは至って静か・・・
以前、ケンさんチームとの試合後のご指摘から何にも変わっていません(泣)
昨年のPUMAの時は、間違いなくベンチはうるさかったはずです(笑)
チーム事情を明かしますと、MIND戦は関君が活動できる最後の試合でした。
なので、チームのモチベーションは最高潮にあってしかるべきで、勝利で送り出してあげたいと誰もが思っていたはずです!
自分は見る事が出来ませんでしたが、関君本人は物凄く気持ちの入ったプレーをしていたと聞きました。
何故、その気持ちに廻りが応えられなかったのか?
個人的には、今まで一緒に戦ってくれた関君に申し訳ない気持ちで一杯です。
何かを変えるべき時でしょう!
自分に何ができるのか??
ケンさんのご意見を参考に考えてみます(^^)v