
しかし・・・政治家は目をこらして、税金をとれるところを探してる感じ。
国の予算が逼迫しているから、あらゆるところから税をとろうとしている。
ものの値段がどれもこれも上がりっ放しで誰もが消費を控える傾向の時こそ、消費拡大を計らねばならないのではないだろうか。いかにしたら、消費してもらえるか・・ということを。
やむをえず上げるなら上げるで、まずは自分たちから負担の先頭にたつ姿勢を見せてほしい。で、国民を納得させてほしい。
そういうことを、ちゃんとやらないから、説得力がない。
政治家や公務員・官僚の削減や、高い給料カットなどの「先頭にたつ姿勢」を見せずに、はじめから国民負担ありき・・の発想しか見えてこない。
例えば官僚などの天下りや無駄遣いを棚に上げて、負担を国民だけに強いるようにしてるように見える。
そのうち、犯罪や事故にも税金をかけるようになったりして(笑)? 罰金とは別に。
自殺税、窃盗税、痴漢税、殺人税、脅迫税、騒動税、セクハラ税にパワハラ税、その他。
その他、とれそうなところを探して、キョロキョロ。
やがては・・・
言論の自由にも税金をかけて、言論税。
増えるネットユーザーに、ネット税。
一歩歩くごとに、歩行税。
自転車に乗れば、自転車税。
雨が降れば、降雨税。
くしゃみすれば、くしゃみ税。
貧乏すれば、貧乏税。
マスコミなどで、いいカッコしてるヤツには、見栄税。
喫煙家だけに税を払わせるのでは不公平だから、嫌煙税。
モテる人には、モテ税(笑)。
モテないヤツには孤独税。
美人には美人税(笑)。
著名人に著名税。
恋愛中のカップルには、恋愛税。
不倫のカップルには、不倫税。
夏は冷房税、冬は暖房税。
貯め込むばかりで使ってくれない点に目をつけ、貯金税。
節約で乗り切ろうとしてる人に、節約税。
真夏なのにスーツなどの暑苦しい格好をしてる人には、不自然税。
環境・・という大義名分のもとで、根こそぎ税を搾り取れる、酸素税。その他。
あ、でも、政治家は自分にあまり負担になる箇所には、税金はかけないか。
そういうことができるならば・・私も政治家にでもなればよかった(笑)。
自らの地位を守るために税金を浪費したり、贅沢しても、税金増やして国民に払わせればいいし。
何かがバレても責任はとらないでもよさそうだし。給料も一般庶民より高いから、ちょっと増税したからって、自分の生活が窮するわけではない。自分さえ困らなければ、それでいい・・でいられるし。
自分たちに都合の悪い法律は作らずにいられる。
さらに官僚になってしまえば、いざとなったら天下ればいいし、天下り先は豊富にある。
考えてみれば、こんな美味しい立場はない。ウハウハだ。
どうせ、外国みたいに、デモなどをおこすような行動力は、日本の国民のバカ共にはないだろう。そこが「つけめ」。
導入しちまえ、やっちまえ。最初は少し文句言うかもしれんが、どうせすぐにおとなしくなるだろう。
わはは、バ~カな国民共め。貧乏人はせいぜい個人単位で吠えていろ・・・ってか(笑)。
やはり、政治家は、オイシイ。だから立候補したがる人は多いし、一度やったら引き続いてやりたくなるのだろうね。
ともかく、最近、政治家への不信感がたまるいっぽうだ。
だから、上記のようなボヤキを書いてみたくもなる。
私が大好きな諸葛孔明なんて、一国の宰相であったにもかかわらず、死後調べてみたら、驚く程質素・・というか、粗末な生活をしてたらしい。それを知って、誰もが驚いたそうだ。
で、公平でもあった。
どんな人間であれ信賞必罰。身分の高いも低いも関係なく、公平。
今の日本の政治家や官僚みたいに、責任をとらない・・なんてことは許さなかった。
孔明は、ストイックすぎる部分はあったのかもしれないけど、まず自分が見本を示していた感がある。
だから、国民から不満の声がでなかった。他国が見たら不思議がるくらいに。
自分さえ生活に困らなきゃそれでいい、自分さえオイシイ思いができればいい・・・そんな、どこかの国の政治家とはワケが違う。
ともかく、誰も責任をとらない・・という我が国の政治の現状が、恥ずかしい。
我が国が、「経済一流(今はそれも怪しいけど)、政治三流」・・と諸外国から揶揄されるのも仕方ない。
政治家は、自分さえそんなに負担にならなければそれでいい・・という考えで、色んな決定をしてるとしか思えないように見えるケースが最近多い気がする。
その典型的な例が、税金。
ビートルズに「タックスマン」という曲があったね、そういえば。
ジョージ・ハリスンの曲で、「リボルバー」の冒頭に入ってた。
その曲の歌詞の、こんな部分が、染みる。
♪ あんたが車を走らせるなら 道路に税金をかけてやる
あんたが腰を下ろすなら その椅子に税金をかけてやる
あんたが風邪をひいたなら その熱に税金をかけてやる
あんたが歩くなら その足に重い税金の鎖をかけてやる
結局 お前たちは他の何者でもなく私(←タックスマンのこと)のために 働いているのさ
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ジョージがこの曲を書いた当時のイギリスは、富裕層に重い税負担をさせていた。
その結果イギリスは、富裕層の海外(アメリカなど)への流出・・という事態を引き起こしてしまった。
一方、今の日本は、富裕層に甘く、中流以下の階層に重い税負担を課している。
中流以下の階層は、海外へ流出する経済的余裕がない場合が多い。
なるほど、さすが日本の政治家、うまいところに目をつけるものだ。工夫の才がある。
ほとんど「搾り取るための飼い殺し」だなあ、こりゃ。
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