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 時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

本を買いに行ったら、最初の1巻だけ無かった・・

2007年06月19日 | 日々の、あれこれ
何巻も出ている長編小説ってのは、いつか読んでみたいとは長年思ってても、その長さゆえに中々手をださないでいる作品ってのがある。

そんな時、何かのきっかけがあると、意を決して「よし!いっちょう読んだろう!」という気になることがある。
それは、ある意味、長編小説を読むチャンスだ。

で、勇んで本屋に行く。
ところが・・・。

2巻以後は全巻揃っているのに、肝心の第1巻だけが本屋の棚から抜けおちていることがある。

おそらくそれは、とりあえず1巻だけ読んでみて、面白そうだったら2巻以後を続けて読もう・・と考えた人が第1巻を買って行った可能性は・・高い。

その人の気持ちはわかるのだが、自分とて、せっかく重い腰をあげてその長編小説を読み始めてみようと思ったのに、非常に肩すかしを食らわされられたりする。
第1巻を読まないことにはストーリーは始まらないからね~。
第1巻がないようじゃ、その場はその作品を買うのを諦めることになる。


自分よりも先にその第1巻を買った人も、自分と同様に長年その作品に手を出さないできた人かもしれないのだが、買えなかった方としては、妙にクヤシイ。

そんな時・・・「こんな長編小説、今までにいくらでも読むチャンスはあっただろうに、何も自分とかちあわなくても・・」なんて自己本位な思いになったりする。
それはそのまま自分にも当てはまることだからね(笑)。


不思議なもので、一旦読む気になると、その本がどうしてもほしくなる。

だから、その欠落した第1巻を探して、あちこちの本屋を探すことになる。

まあ、有名な作品なら、何店か大きな本屋を探せば見つかるんだけどね。

でも、何店も本屋を探してるうちに、「こんなんだったら、もっと早くその気になってればよかった・・」などと後悔したり。


一番いいのは、それが気になる作品であるなら、いつか読む気になった時のために、全巻揃っているのを見つけた時に「買い溜め」しておけばいいのかもしれないが、そうなると、せっかく買っても、いつ読む気になるか分からない・・・。


こう考えると、自分が読む気になった時に本屋に行き、首尾良く第1巻から買え、しかも2巻以後もスムーズに入手できた時は、その作品と自分の波長があったのだ・・という気になる。


本や作品との出会いも、その作品と読者の最初の「波長」が合うことが大事なのだろうなあ。












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