「なんでも鑑定団」という番組がある。
関東では、12チャンネル(テレビ東京)で火曜の夜9時から毎週放送されている番組で、もうけっこう長寿番組だ。
これは、出演者が、それぞれ「価値のありそうなもの」を番組に持ち込み、番組の鑑定士(何人もいて、それぞれその道のオーソリティである)に、その値段や価値を鑑定してもらう・・という番組である。
持ち込んで、鑑定してもらい、出品者が自分の思ってた「評価額」をカードに書き、鑑定士が下した評価額と見比べる。
出品者の評価額(希望額・・と言ったほうがいいかも)よりも、鑑定士の評価額が低いこともあれば、たまに、出品者の予想額よりも鑑定士の評価額がベラボウに高いこともあり、悲喜こもごもだ。
私は以前はこの番組をちょくちょく見てたこともあるのだが、最近は帰宅する時間帯が合わず、見れないことも多い。
ちょっと残念ではある。
この番組には、色んなモノが持ち込まれる。
掛け軸、絵、本、陶器、楽器、おもちゃ、映画などのキャラクターグッズ、衣類、その他その他。いやはや多彩。
多いのは、掛け軸や陶器や絵画だ。
で、一番ニセモノが多いのも、この種類なような気がする(笑)。
何百万もするつもりでいたものが、実際には数千円の価値しかなかったりする場合も多く、そんな時は出品者はガッカリだよねえ。
また、素人が一番「本物かどうか」見分けがつきにくいのも、このジャンルではないだろうか。
数十万や数百万円で買ったものが、数千円とか数万円の価値しかないんじゃ、「だまされた」気になり、ショックだよね。
もし私がそういうハメになったら、ショックでその場で体重が半分になってしまうかも←え?その方がいい?
この番組を見てると、ついつい家の中を見渡してしまう(笑)。
我が家にも、この番組に出せるような「お宝」はないだろうか、価値がありそうなモノは何かないだろうか・・と思って。
で、見渡してみても・・・やはり無い。
少なくても美術品の類いは・・ない。
焼き物や絵画や掛け軸は、本物を見分ける知識がないのに、そうおいそれと買えるもんじゃないし、ましてや大金を払うのは怖い。渡辺崋山、川合玉堂、狩野永徳などの著名な人物の作品などは、たいがいは偽物・・と考えていい。
我が家にあるものの中で、確実に価値がありそうなのは、ある特定のビンテージギターと、特定の「古い漫画本」くらいだ。
楽器なら・・ギターなら、本物かニセモノ(ギターの場合、「にせもの」というよりは「コピーモデル」と言ったほうが早い)かを見分けるのは案外容易。
買う時の値段が違うし、試奏した時の音や仕上げで、見分けられる。
だいいち、世界の一流メーカーと同じ社名やロゴを使うことはない。社名やロゴを似せることはあってもね。そういうのはよく見れば誰でも見分けられる。
しっかりしたメーカーの製品だと、製造年も分かる。
でも、そういう楽器の場合、買う時にも相応の金額を払っているので、掛け軸などみたいに「数万円で買ったものが、今じゃ数百万円(時には数千万円!)」もする・・なんてことはない。遺品として受け継いだものならともかく。
特定の古い漫画本というのは、例えば虫コミックスの「パーマン」。全4巻揃っており、どれも初版。
小学校時代に買った時は新品だったし、全4巻で1000円以下だった。
今ではこれは・・例えば「まんだらけ」というお店に売れば、一万円は越えるかもしれない。でも、何十万円・何百万円もするわけじゃないので、いざという時の「生活費の足し」としては金銭的にはたいしたことはない。
その点、掛け軸などは、もしそれが本物だった場合、数百万、数千万という額になり、売れば相当な「生活費の足し」になりそうだ。
バカにならないのが、おもちゃ。
相場的にはブリキのおもちゃは高価がつく。あと、レアな怪獣ソフトビニール人形も、けっこういい値段になる。
鉄人のブリキおもちゃなど、平気で30万円以上もの値がつく。
そんな現状を見ると、昔持ってたおもちゃを、大切に保管しておけばよかった・・と思うのだが、保存&維持ってけっこう大変なんだよね。今の値段は、「保管料」みたいなもの・・と考えれば、まあ納得もいく。
まあ、維持しようとしても、気づけば親に「お古のガラクタ」として売られてしまっていたので、結局は保管は無理だったような気はする・・。
でも・・どこかに隠してでも、保管しておけばよかった・・と思うものはたくさんある。
将来こんなに価値がでるなんて、当時は思ってもいなかったからネ。
私が今、手塚治虫なみの漫画家になっていれば、小学校時代に書いた「手描き漫画」はきっと高値がついただろうに(笑)。
まだ数冊は家に残ってるんだ、実は(笑)。
で、いざという時は、それを売って左うちわで暮らせたのにぃ~~ ←身の程知らず・・と人は言う。
皆さんの家には、鑑定士に鑑定してもらったら、すごく高値がつく可能性がある「何か」って、ありますか?
え?「私自身が、そうだ」ってのはナシね(笑)。
・・ちなみに、私、年齢だけはビンテージです。しかも本物!ときたもんだ。・・・あはは・・・。 はあ・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「価値がない」
♪ 我が家には しょ~もない アイテムが 増えている
袈裟着た 坊さんも これを見りゃ 笑うだろう
だけども 本題は 場所の無駄 価値がない
捨てなくちゃ この未練を 捨てなくちゃ
君の家に 捨てなくちゃ ←ジョークです
冷たい視線 今日も心に染みる
いつか値上がりすると 思ってたのに
それは いいことだろ?
~井上陽水 「傘がない」の節で~
関東では、12チャンネル(テレビ東京)で火曜の夜9時から毎週放送されている番組で、もうけっこう長寿番組だ。
これは、出演者が、それぞれ「価値のありそうなもの」を番組に持ち込み、番組の鑑定士(何人もいて、それぞれその道のオーソリティである)に、その値段や価値を鑑定してもらう・・という番組である。
持ち込んで、鑑定してもらい、出品者が自分の思ってた「評価額」をカードに書き、鑑定士が下した評価額と見比べる。
出品者の評価額(希望額・・と言ったほうがいいかも)よりも、鑑定士の評価額が低いこともあれば、たまに、出品者の予想額よりも鑑定士の評価額がベラボウに高いこともあり、悲喜こもごもだ。
私は以前はこの番組をちょくちょく見てたこともあるのだが、最近は帰宅する時間帯が合わず、見れないことも多い。
ちょっと残念ではある。
この番組には、色んなモノが持ち込まれる。
掛け軸、絵、本、陶器、楽器、おもちゃ、映画などのキャラクターグッズ、衣類、その他その他。いやはや多彩。
多いのは、掛け軸や陶器や絵画だ。
で、一番ニセモノが多いのも、この種類なような気がする(笑)。
何百万もするつもりでいたものが、実際には数千円の価値しかなかったりする場合も多く、そんな時は出品者はガッカリだよねえ。
また、素人が一番「本物かどうか」見分けがつきにくいのも、このジャンルではないだろうか。
数十万や数百万円で買ったものが、数千円とか数万円の価値しかないんじゃ、「だまされた」気になり、ショックだよね。
もし私がそういうハメになったら、ショックでその場で体重が半分になってしまうかも←え?その方がいい?
この番組を見てると、ついつい家の中を見渡してしまう(笑)。
我が家にも、この番組に出せるような「お宝」はないだろうか、価値がありそうなモノは何かないだろうか・・と思って。
で、見渡してみても・・・やはり無い。
少なくても美術品の類いは・・ない。
焼き物や絵画や掛け軸は、本物を見分ける知識がないのに、そうおいそれと買えるもんじゃないし、ましてや大金を払うのは怖い。渡辺崋山、川合玉堂、狩野永徳などの著名な人物の作品などは、たいがいは偽物・・と考えていい。
我が家にあるものの中で、確実に価値がありそうなのは、ある特定のビンテージギターと、特定の「古い漫画本」くらいだ。
楽器なら・・ギターなら、本物かニセモノ(ギターの場合、「にせもの」というよりは「コピーモデル」と言ったほうが早い)かを見分けるのは案外容易。
買う時の値段が違うし、試奏した時の音や仕上げで、見分けられる。
だいいち、世界の一流メーカーと同じ社名やロゴを使うことはない。社名やロゴを似せることはあってもね。そういうのはよく見れば誰でも見分けられる。
しっかりしたメーカーの製品だと、製造年も分かる。
でも、そういう楽器の場合、買う時にも相応の金額を払っているので、掛け軸などみたいに「数万円で買ったものが、今じゃ数百万円(時には数千万円!)」もする・・なんてことはない。遺品として受け継いだものならともかく。
特定の古い漫画本というのは、例えば虫コミックスの「パーマン」。全4巻揃っており、どれも初版。
小学校時代に買った時は新品だったし、全4巻で1000円以下だった。
今ではこれは・・例えば「まんだらけ」というお店に売れば、一万円は越えるかもしれない。でも、何十万円・何百万円もするわけじゃないので、いざという時の「生活費の足し」としては金銭的にはたいしたことはない。
その点、掛け軸などは、もしそれが本物だった場合、数百万、数千万という額になり、売れば相当な「生活費の足し」になりそうだ。
バカにならないのが、おもちゃ。
相場的にはブリキのおもちゃは高価がつく。あと、レアな怪獣ソフトビニール人形も、けっこういい値段になる。
鉄人のブリキおもちゃなど、平気で30万円以上もの値がつく。
そんな現状を見ると、昔持ってたおもちゃを、大切に保管しておけばよかった・・と思うのだが、保存&維持ってけっこう大変なんだよね。今の値段は、「保管料」みたいなもの・・と考えれば、まあ納得もいく。
まあ、維持しようとしても、気づけば親に「お古のガラクタ」として売られてしまっていたので、結局は保管は無理だったような気はする・・。
でも・・どこかに隠してでも、保管しておけばよかった・・と思うものはたくさんある。
将来こんなに価値がでるなんて、当時は思ってもいなかったからネ。
私が今、手塚治虫なみの漫画家になっていれば、小学校時代に書いた「手描き漫画」はきっと高値がついただろうに(笑)。
まだ数冊は家に残ってるんだ、実は(笑)。
で、いざという時は、それを売って左うちわで暮らせたのにぃ~~ ←身の程知らず・・と人は言う。
皆さんの家には、鑑定士に鑑定してもらったら、すごく高値がつく可能性がある「何か」って、ありますか?
え?「私自身が、そうだ」ってのはナシね(笑)。
・・ちなみに、私、年齢だけはビンテージです。しかも本物!ときたもんだ。・・・あはは・・・。 はあ・・。
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「価値がない」
♪ 我が家には しょ~もない アイテムが 増えている
袈裟着た 坊さんも これを見りゃ 笑うだろう
だけども 本題は 場所の無駄 価値がない
捨てなくちゃ この未練を 捨てなくちゃ
君の家に 捨てなくちゃ ←ジョークです
冷たい視線 今日も心に染みる
いつか値上がりすると 思ってたのに
それは いいことだろ?
~井上陽水 「傘がない」の節で~