
先日、ある街道を歩いていた時。そう、ちょっとした散歩というか、ウォーキングで。
私の背後で、大きな音がした。ドサッ!という大きな音だった。
その音は、あたりにも大きく響いた。
同時に、女性の悲鳴が聞こえた。
道路に何かが落ちたのか、あるいは路上で何かトラブルでも?
「何があったんだ?」と思い、後を振り返ると、道の上に何かが落ちていた。
それは私が今歩いてきた道の上だ。
私からは10メートルぐらい離れた場所だった。
どうやらそれはトラブルがあったのではなく、何かが落ちてきて、アスファルトの道路に叩きつけられた音だったのだ。
私は今歩いてきたその道を引き返し、落ちてきたものが何なのか見てみることにした。
近付いてみたら・・・なんと!
それは、カラスであった。
カラスが落ちてきて、道路に叩きつけられていたのだ。
道路に叩きつけられたカラスは微動だにしない。
見ると、血まで流れていた。
どう見ても、そのカラスはもう死んでいるのがわかった。
一体どういうことなのか。カラスは鳥であるからして空を飛べるが、どこかに止まる時は、電信柱とか電線とか、屋根とか、塀の上など、高い場所に止まっているものだ。
どういう理由で地面に落ちてきて、道路に叩きつけられたのだろう。
電線に止まっていたカラスが、足をすべらした?いや、そんなことあるんかいな。
空を飛んでたカラスが、急に落ちてきた?だとしたらなぜ。猟銃を持った人など、都会にはいないだろう、普通は。だいいち、銃を撃つ音などしなかった。
高い所に止まってたカラスが突然死して、下に落ちた?
あるいは、空を飛んでたカラスが突然死して、空から落ちた?
どうも、止まっていたにせよ、飛んでいたにせよ、突然死したカラスが下に落下したとしか思えなかった。
カラスも突然死するのかな。
野生のカラスだって病気になることはあるはず。かといって、人間界と違ってカラス界(?)に医者がいるとも思えない。
落下した理由はさだかではないが、病気か、あらかじめケガをしていたカラスが死んで、高い所から落下した・・そうとしか思えなかった。
それにしても・・私の歩くのがあと数秒遅かったら、私の頭の上に落ちてきた可能性もあったことになる。
そのカラスはかなり大きかったし、もしもかなり高い所から落ちてきて私の頭にぶつかったら、衝撃は相当なものだったろう。
私もただではすまなかったかもしれない。
そう考えると・・・ゾーッ。
きっと、地面に叩きつけられて血を流して死んでいたカラスの死体は、地元の人か誰かが片付けたのだろう。
こういう光景って、ありがちなことなのであろうか。
たとえそうだとしても、カラスが落下した瞬間にその場に居合わせることなど、初めてだった。
それにしても、空から何かが落ちてきて、それが地面に叩きつけられた時の音って、相当なものなんだね。
カラスでさえそうなのだから、あれが人間だったらと思うと、その衝撃音たるや・・・。
そして、その落下地点にいた人の受ける衝撃を考えると、怖い。
なお、写真はこの記事の現場とは関係ありません。
そこに映った空に惑わされて衝突死する鳥が多いという話を聞いた事がありますが、
その類なんでしょうかね。
ただ、ある鳥類学者の説では、カラスやスズメなど都市部に暮らす鳥たちは、
こうした環境に適応しており、衝突するのは圧倒的に渡りをする鳥が多いそうです。
やっぱりだんぞうさんの想像したように、病気やけがをしていたカラスが
力尽きて墜落してしまったのでしょうか。
あ、最近のあまりの暑さにやられてしまったのかも!
カラスって黒いから熱をめいっぱい吸収しちゃって、熱中症にやられてたりして…。
そういえばカラスって、自分に悪さ(?)した人間の顔を覚えるそうで、
私も中学生の頃、ゴミを漁ってたカラスに石を投げたところ
それから約1年にわたって通学途中に襲われ続けました、しかもほぼ毎日。
まあ襲われるといっても私が歩いていると後ろに急降下してくるだけなのですがね。
それでも頭すれすれに飛び去っていくのですから、けっこう怖いものがありましたね。
んで、頭をかすめた後は、近くの電柱や屋根の上から勝ち誇ったように啼きやがります。
道を変えたりしましたが、全く効果ありませんでしたね。
多分家を出る時からずっと見てたんでしょう…頭いいんだ、カラスって…しかも執念深い…。
古い建物が多く、ガラス張りや鏡面仕上げの建物などもなかったので、衝突死の可能性は低かったと思います。
やはり病気やケガをしてたカラスだったのでしょう。
カラスが自然死する瞬間に立ち会った・・ということになりそうです。
こんなの初めてだったので、ビックリです。
道路に叩きつけられる音のすさまじさを実感しました。
時期は5月ころだったので、まだ猛暑の時期ではなかったです。
カラスが頭がいいということは知られてますね。
動物は一度「敵」とみなすと、敵に対する記憶力や執念深さは相当なものなのかもしれませんね。
捨丸さんは、どうやらそのカラスに「敵」と認識されてしまったんですね。
毎日威嚇され続けた・・・ってのは、しんどいなあ。
ヒッチコックの「鳥」という映画を思いだしますね。
実害はなかったからよかったですが、本当に怖かったですよ。
なにしろ雨の日も奴は来ましたからね(笑)
その時は傘に体当たりをかましてきましたもん。
一時はパンなどでご機嫌をとろうとしたのですが、まったく無駄な抵抗でしたね。
いやパンは食べやがるんですよ、でもその後仕切り直して襲って来るんです。
カラスのドキュメンタリーかなにかで観たのですが、
意識して遊ぶという行為をするのはカラスだけだそうで、
そこからも頭の良さを感じさせますね。
番組の中では、カラスが雪の斜面をコロコロ転がるというシーンがありました。
これがこのカラスの遊びなんだそうで、何度も何度も繰り返すんですよ、コロコロって。
きちんと羽を畳んで転がってました。
たまたまこの番組を一緒に観てた女性は「かわいい!」って言ってましたが、
しつこく襲われたトラウマ(笑)持ちの私は、
この転がるカラスをかわいいなどとは思いませんでしたとさ。
ある友人はカラスではなく、ヒヨドリかカケスのような鳥に
攻撃された事があったそうです。
この鳥は友人だけではなく、その樹の下を通るモノ、つまり人だけではなく
犬や猫まで攻撃したそうです。
それも1羽だけではなくけっこうな数で、髪の毛を毟りとられたり、
中には頭に怪我をされた方もいらっしゃったようです。
テレビのニュースでも取り上げられたようで、
その中で鳥類学者の人が「多分この樹には鳥たちの巣が複数あり、
おそらく抱卵か子育てをしてるものと思われます」とのたまわったんですと。
怪我人まで出てたとしたらまさに映画「鳥」の世界ですな。
あの映画って私1度しか観ていないのですが、
鳥たちが人間を襲うようになった原因って描かれてましたっけ?
その点カラスは都心にも多く、日常の中にいます。
なので、カラスに狙われると怖いでしょうね。
変にかかわらないほうがよさそうです。
私はカラスをかわいいと思ったことはにです・・。
ヒッチコックの「鳥」。
見たのはもうだいぶ前だから、内容は忘れてしまいました。
ただ、鳥が群れをなして町にいて、それに対峙した時の恐怖のシーンは覚えてます。
カラスに実際に怪我をさせられたら、心のなかに更なる恐怖心がわきそうです。
でもそうなったらそうなったで、余計にくやしいでしょうね。
人間の尊厳にかけて(笑)。
そんなテレビ番組がありましたね〜
大自然の中で野生動物の群れに囲まれるなんて、旅の達人だんぞうさんならでは(笑)。
でも羨ましいって話でもありませんね、想像しただけでもかなりの恐怖です。
自分たちのテリトリーを侵した人間に対する示威行動であり、
実際に人間を襲う事はないのかもしれませんが、
人間こうした状況に置かれるとほぼ無力と言ってもいいですからね。
屋久島か〜いいなあ〜行ってみたいなあ〜
でも、猿怖いな〜(笑)
レンタカーの中にいたから、まだよかったけど、歩きだったら、、、と思うとゾッとします。
でも、島を一周するには、通らざるを得ない道なんです。
書き込みありがとうございます。
時間の外にようこそ。
大和川を知らなかったので、調べてみました。
奈良県の川なんですね。
カラスが落ちてきて地面に叩きつけられるというのは、どういう理由によるものなのでしょうね。
私も目撃したときは、ともかくびっくりしました。
空を飛んでていきなり突然死して落下するなんてことあるのかなあなんて思います。
カラスが非常に頭の良い動物であることはよく知られてます。
カラスの鳴き声にも、よく聞くと色々あるようですね。
中には仲間に何かを伝えるために鳴いてる場合もあるようです。
伝える内容によって鳴き方は違うみたいですね。
同じカラス仲間が死んだ場合、そこに同族としての危機感はあるのでしょうね。
ちなみに、仲間の死を知ったカラスは、その後どんな行動をするのでしょうね。
仲間の遺体を片付けるなんてことかあるのでしょうか。
そのへん興味深いですね。