時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

若さと外出

2020年07月09日 | 日々の、あれこれ

コロナの感染が更に広がり、感染者のうちわけで20代・30代の若い人たちの感染の多さが報道などで指摘され、注意を呼び掛けられている。

あちこち出かけ、感染した若い世代の人たちが、さらにあちこち出かけることで、感染に気付かない感染者が知らず知らずのうちに周りに感染を広めているようだ。

感染したらすぐに気がつけば、こんな状況はもっと抑え込めるのだろうが、コロナは潜伏期間が2週間ぐらいある・・というのが困ったもので。

 

若い世代があちこち出かけまくる・・・というのは、報道では案に少し批判的に伝えている場合もある。

まあ、実際感染者の増大はその面は大きいのだろう。

外出を最低限度にして、なるべく出歩かないようにしてる人たちから見たら、感染してあちこち出かける若い人に対して、やや批判的になるのは、ある程度仕方がないのかもしれない。

あまり菌をあちこちばらまかないでほしい・・・と。

 

ただ・・・コロナを警戒して、外出を最低限度に抑えてる人の中に高齢世代の人がいるなら、その方が若かった頃のことを少し思いだしてみるとどうだろう。

その方が若かった頃、さんざん出歩いてなかったろうか?

 

 

私自身はどうだったかというと。

20代の頃の平日では、多い時は一日おきに飲み屋に行ってたし(連日の時もあった)、少ない時でも週に1回は必ずなじみの店に飲みにいっていた。

休日である土曜か日曜にはバンドの練習に行き、時にはバンド仲間と海に行ったりもしてたし、飲み屋の常連仲間と温泉旅行に行ったりもした。

それ以外でも、買い物でよく新宿には行ってたし、ライブハウスにもライブを見にちょくちょく行ってた。

他にもあれこれ。

 

・・・要するに何が言いたいかというと、自分自身も若かった頃は、さんざん出歩いていたということ。若さを謳歌するかのように。

若いと体力もあるし、友人に独身が多いと、活動も制約は少ないし、一緒に行動もしやすい。

なので・・・若い人たちが出歩きたくなる気持ちは、仕方ないと思う。

今でこそ私はおじさんになって、若い人が出歩きまくって菌をばらまいている状態に困ってる気分はあるが、自分も若い頃は出歩きまわってたからね。

私が若くて、さんざん外出していた時期にコロナ問題が起きたら、どうしただろう。

そんなことを考えると、むしろ今の若い世代には、せっかくの若い時代に、コロナなどが登場してしまって行動を制限されるめぐりあわせの悪さを考えると、ついてないなあ・・という思いも感じている。

 

その一方で、コロナは若い世代には重傷化する割合は高齢の世代より低く、高齢の世代はコロナに感染すると重症化して、最悪の場合は死にいたる率もあがってくる。

 

どちらにせよ、コロナの登場というのは、あらゆる世代にとってやっかいなものであるのは明らかだ。

 

 

若者よ、あまり出歩くな・・・と高齢者が若い世代にもし言ったら、若い世代としては「あなたたちの若い頃にはコロナなどなかったでしょう?こんなコロナ制約などなかったはず。だから、あなたたちにはわからないんでしょう」と言いたくなる人もいてもおかしくないと思う。

 

とはいえ、そのコロナは一度感染すると、治癒しても、後遺症が残るという話もある。

なにも悪いことしてなくて、特に難病を患ったわけでもないのに、若い時に運悪くコロナに感染してしまい、なまじ若いものだから、その後の長い人生をコロナの後遺症を抱えて生きていくことになったら・・・それも非常に不公平な話ではある。

特に、肺が大事な要素をしめる仕事や趣味を持ってる若い方は、要注意。

スポーツ、音楽(特にボーカル)、ダンス、などなど。

その仕事や趣味が、今までのようなレベルではできなくなり、しかもその状態で今後の長い人生を過ごしていくのだとしたら・・。

そのへん、損得を考えたほうがいいとは思う。もし、そういう系統の仕事や趣味を持っているのであれば。

その場、その場の楽しみを優先していったら、若い人ならではの「その後の長い人生」を損な状態で過ごすことに・・。

そんなことにならないようにしてもらいたい。

 

一番都合がいいのは、いつのまにか感染してたが結局発病せず、気付いたら自然回復していて、しかも免疫もできていて、なおかつ誰にも感染させなかった・・・そんな展開。

そういうふうにならないもんかなあ(笑)。

 

 

とりあえず、若い世代が集まっていやすく、なおかつクラスターをおこしている業種は、よっぽど用心をしないと、批判にさらされるばかりだ。

そういう業種や店に、世間の恨みが集まって、不測の事態が起きないか気がかりではある・・。

そういう業種や店の全てがクラスターをおこしているわけではないのだから。

ちゃんと感染防止の努力もしている店だってあるわけだろうし。

コロナ対策に隙があった一部の店のおかげで、その業界全てが一緒くたにされたら、同じ業種の他店は、たまったもんじゃないはず・・。

 

 

そういえば・・・某国で、新たなインフルエンザが見つかった・・という気になるニュースを耳にしたが・・・正直言って、もういい加減にしてもらいたい。

それだけは、この際ハッキリ言っておきたい。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初代がやはり一番? | トップ | 怖さを感じたことがある、沼... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (捨丸)
2020-07-11 18:59:14
若者は重症化しない。
この情報も一因のように思います。
でも、最近のウィルスって薬への耐性の獲得が異常に速く、ある意味いたちごっこになるケースが少なくないんだそうです。
とにもかくにもウィルスがこれ以上凶悪化しない事を祈るばかりです。

自分の若い頃の事を考えると、ホント若い子に偉そうな事を言えないな〜って思いますが、
それでも反撃覚悟で声を上げてかなきゃいけないんでしょうね・・・やれやれ。
返信する
Unknown (だんぞう)
2020-07-12 08:28:29
軽症、、、とはいっても、かなりしんどいらしいですね。
それと、後遺症のことについて、メディアはもっと伝えたほうがいいと思います。
重症化しないという情報が必要以上に拡大されて伝えられてるから、人によってはコロナを侮ってる場合もあると思うんです。

メディアの伝え方の影響は大きいですからね、、。
返信する

コメントを投稿

日々の、あれこれ」カテゴリの最新記事