元日 新基地建設の阻止へ決意新た 沖縄・名護市辺野古の浜で ヘリ基地反対協議会が「初うくし」
【名護】ヘリ基地反対協議会は1日朝、沖縄県名護市の辺野古の浜で新年を祝う2024年初うくし(初興し)を開いた。市民ら約250人が集まり、辺野古新基地建設の阻止に向けて決意を新たにした。
午前6時40分ごろ、音楽家の海勢頭豊さんが日の出の方向に向かって御願をし、その後参加者らが歌三線や琉舞を披露した。
反対協の仲村善幸共同代表は「国の圧力に屈することなく平和な沖縄をつくっていくために、この1年間新基地阻止に向けて全力で頑張ろう」とあいさつした。
長年、基地建設に反対してきた名護市辺野古に住む島袋文子さん(94)は「今年は辰年だから、昇龍のように沖縄県民が立ち上がって基地を止められると思う」と期待した。(北部報道部・松田駿太)
沖縄タイムスプラス 2024年1月1日 9:06
このようなことがデカデカと記事になるということに対して、
いささか疑問に思うのですが、それはさておき、
元日から元気で何よりです。
ただ、自分としては、
何でもかんでも辺野古に結びつけるのはどうかと、
少しの怪訝さを感じるのです。
正月は正月、辺野古問題は辺野古問題と、
ちゃんと分けてメリハリをつけたほうがむしろ
好感が持たれるのではないかと、
そう思っておる次第でございます。
ミソもクソもごちゃまぜにして、
「辺野古だ!辺野古だ!辺野古だ!」
と訴えても、
「またやってるよ…」
といった『興醒め』しか感じられないような、
そんな逆効果を生んでしまう恐れもありますからね。
これはけたたましく拡散するマスメディアも同様です。
また、メリハリについてですが、
「地方自治の崩壊」といったワードが、
インターネット上で散見します。
これは辺野古における裁判の判決に対する、
反論だと思われます。
いわゆる「辺野古の代執行」ですね。
判決の詳細については割愛します。
ただ、少なくとも米軍、
即ちアメリカ合衆国が絡んでいるのは、
誰がみても明らかなことであり、
議論の余地が全くないことではございますが、
日本国以外が当事者となっている以上、
地方自治という範疇では収まり切れないというのも、
誰が考えても明らかなことでございます。
それなのに自ら希望する判決が出なかったものだから、
「地方自治の崩壊だ!」なんて、
軽率に訴えるというのは、
自分からすれば「的外れ」だと思うんですよね。
「あなた方はこの問題の本質を理解しているのか?」
というような疑問がわいてくるのです。
もっとも、沖縄が「独立国」か、
あるいは「独立したいと思っている」のであれば、
それはそれで話は別ですけどね…
それでは皆様もよいお正月を迎えてくださいな。
──賀正──