「消費税を作った時、どれほどの苦労があったかと考えれば、簡単にそう言う事を発言するというのは。そういう事を仮にした場合に、それじゃあいつ元に戻すか、その責任は誰が負うのかと、逆に私の方から問いかけたい」
消費税減税についての質問された時、
自民党の大物政治家が答えた内容ですが、
自分も有権者の一人としてその問いに答えたいです。
これはつまり、
決めたことはたとえ愚策であろうとも、
とことん継続する気なのですね。
自分は軍事オタクで飛行機オタクですから、
この発言を聞いたとき、
すぐに特攻隊のことを思い出しました。
昭和19年のフィリピン戦で最初に投入された、
あの神風特別攻撃隊。
大した戦果も得られなかったのに、
新聞等のマスメディアで嬉々として「大戦果」と報じさせ、
昭和20年の沖縄戦では本格投入。
しかし、いくらやっても戦果は上がらず、
「効果がない」と現場の人たちは思っていても、
それでも出撃させ続けました。
挙句の果てには「死ぬことだけ」を目的化した、
誰が見ても無駄なシステムの形成を続けるのです。
つまり、
効果がないとわかっているにもかかわらず、
「お前らは死ね!」と言い続けた人たちと、
全く同じ考えをしているのがこの大物政治家なんです。
残念ですね…
80代のジジイなのに、
あの戦争から何も学んでいないのですね…
と、昭和46年生まれのクソガキが憂いております。
でもこういう人って、
普通にいるんですよね…
今までの経験上、
役所や役場に勤める人に多いような気がします。