空と無と仮と

辺野古座り込み抗議とひろゆき氏 その②

ひろゆき氏から謝罪と撤回について返信なし 座り込み「0日にした方がよくない?」投稿に市民反発 

 インターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者のひろゆき(西村博之)氏が3、4の両日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前を訪れた。「新基地断念まで 座り込み抗議 3011日」と記す掲示板を「0日にした方がよくない?」などとツイートし、市民が反発している。(編集委員・阿部岳) 

 ひろゆき氏はユーチューバーとしても活動し、影響力のある著名人として知られる。3日に辺野古を訪れ、「誰も居なかった」と投稿した。訪問は、抗議行動が終わった夕方だったとみられる。
 座り込みは辞書で「座り込んで動かない」という意味で、市民がいない時間帯があるから、3011日の表記は事実でないという独自の論理を展開した。

 4日は抗議の市民がいる時間帯に再び訪問した。抗議行動の現場を取材する仁尾淳史さんが撮影した動画によると、ひろゆき氏は「座り込みの意味を理解していない」などと市民に説き、逆に「24時間でないと座り込みは成立しないのか」と反論されていた。
 直接言葉を交わしたオール沖縄会議現地闘争部長の山城博治さんは「自分が来た時に座り込みをしていないからゼロ日にしろ、とは何様か。あっけにとられて怒りもない」と振り返る。
 ひろゆき氏の投稿は「いいね」とリツイートを合わせて30万件を超える。山城さんは「沖縄に犠牲を押し付けながら何の自省もない、倫理観の底が抜けた日本の現状を表している。こうしたソフトな形の侮辱が、直接的な暴力を扇動することを懸念する」と語った。

 本紙は5日、ひろゆき氏にツイッター上で取材を申し込んだ。謝罪と撤回の考えがあるかを尋ねたが、返信はなかった。ジャーナリストの大袈裟(おおげさ)太郎さんが4日にインタビューした動画では、ひろゆき氏は認識を改めるつもりがないと回答している。インターネット番組の収録のため訪問したという。

沖縄タイムスプラス 2022年10月6日 08:15


いやはや、辺野古の騒動が意外と続きますね。

何がそうさせるのかは大体見当がつきますが、
今回はそれよりも引用した記事について、
非常に興味深いことが書かれてましたので、
自分なりに考察させていただきます。


「市民が反発している」
おっとっと、枕詞の「プロ」が抜けてますよ。

「独自の論理を展開」
独自ですかね?
あの立て看板の文言で「もぬけの殻」だったら、
普通は不思議に思うのではないでしょうか。

「沖縄会議現地闘争部長の山城博治さん」
また出た「山城さん」!
「沖縄平和運動センター」の議長を退任してから、
勇退するのかなぁ~なんて思っていたら、
「ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会」の共同代表とか、
肩書がたくさんありますね。

「こうしたソフトな形の侮辱が、
直接的な暴力を扇動することを懸念する」
ハッキリいって何を言っているのか、
全然分からないのですが…
少なくとも「侮辱」されたと思っているのですね。

侮辱された側が暴力に訴えることを懸念するのか、
暴力を「誘っている」のを懸念しているのか、
「侮辱」という免罪符で暴力自体を肯定しているのか、
何だかわかりません。

そもそもこの山城博治氏は、
辺野古の抗議活動にて傷害事件等を起こし、
執行猶予付きの有罪判決を受けた経歴があります。

何を言っているのかわからないと前述しましたが、
もし「直接的な暴力を扇動することを懸念する」の意味が、
「暴力沙汰への発展を懸念する」ということであれば、
ハッキリ言って説得力に欠けるんですよね。
もう、厚顔無恥としか言いようがないです。

「謝罪と撤回の考えがあるかを尋ねた」
未だに当事者への取材はしていないのですね。
当人の真意を問いただしもせず、
一方の言い分だけを取り上げた挙句、
「謝罪と撤回」を要求したのですね。

つまりは中立も公正もクソもないということですな。
ま、今日も平常運転の沖縄タイムスということです。


まったく…不毛な騒動ですね…

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