ひろゆき氏の返答「名護市で基地容認派の市長が勝ってる」は誤り 渡具知氏は賛否を明言せず【ファクトチェック】
インターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者のひろゆき(西村博之)氏が6日、「2022年の名護市長選挙では、基地容認派の市長が勝ってるのをご存知(ぞんじ)ないのですか?」とツイッターに投稿した。しかし、当選した渡具知武豊市長は辺野古新基地に賛否を明言せず「見守る」立場で、ツイートは「誤り」だ。(編集委員・阿部岳)
本紙記者が5日にツイッター上で取材を申し込み、「沖縄の人々が民主主義に則(のっと)って何度反対を示しても、日本政府がそれを踏みにじって」と記したのに対して6日に返答があった。この返答のツイートは1万7千件以上、「いいね」やリツイートされた。
ひろゆき氏は「もう少し、勉強された方がよろしいかと思います。それとも名護市民の民意は踏み躙(にじ)っても良いのですか?」とも書いた。本紙記者が尋ねた謝罪や撤回には言及しなかった。
渡具知市長は18年と今年の2回の市長選で、国と県の係争を「注視する」「見守る」と公約して当選した。今年1月の当選翌日、報道各社のインタビューでは「基地に反対しているが私に票を投じた人がかなりいた」との認識を示した。
ひろゆき氏は3、4両日、米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪ね、新基地建設に抗議する座り込みが3011日に達したことを示す掲示板について「0日にした方がよくない?」などと投稿した。座り込みという言葉の独自解釈を基にしたといい、居合わせた市民から「24時間でないと座り込みは成立しないのか」などと反論されていた。
ひろゆき氏の名護市長選に関するツイートは、本紙がNPO「ファクトチェック・イニシアティブ」(FIJ)のガイドラインを参照してファクトチェックした。
沖縄タイムスプラス 2022年10月7日 06:06
なんだか笑っちゃうぐらいに辺野古騒動が続いております。
基地反対派勢力のひろゆき氏に対する攻撃が、
どういうわけかおさまりません。
今回も我らが沖縄タイムスの記事について、
自分なりの考察をさせていただきたいと思います。
「賛否を明言せず「見守る」立場で、ツイートは「誤り」だ」
ひろゆき氏のツイートは「基地容認派」の勝利となっていますし、
自分もその通りだと思います。
これがなぜ「誤り」なのかサッパリ理解できません。
「賛否を明言していないから容認派ではない!」
ということなのでしょうかね?
ちょっとよくわかりませんが…
ただ、二度の名護市長選の内実は、
辺野古をはじめとした「基地反対」を声高に明言し、
それを最優先事項にして選挙に挑み、
沖縄タイムスや琉球新報は陰に陽に、
これでもかというくらいに「基地反対派」を応援した挙句、
結果として「基地反対派は二度も負けた」のです。
あれだけ扇動したのに負けたのです。
基地「容認派」が勝ったというより、
負けるはずのなかった、
いや、決して負けてはいけない「基地反対派」が、
ものの見事に負けたのですから、
「賛否を明言せず」とも本質は変わりません。
敗北の対語が勝利だということは明白であり、
敗北と勝利は表裏一体の存在でもありますから、
自動的に容認派の勝利となるのです。
この記者は結局のところ表面的な言葉遊びで読者を惑わせ、
自らの主張の正当性を「押し付けている」と思いますね。
偏りまくって歪んだ正当性を印象操作と共にね…
実に姑息で薄気味悪い書き方です。
「「基地に反対しているが私に票を投じた人がかなりいた」との認識」
これをわざわざ出さなければならないほど、
この記者は悔しかったのですかね?
普通に常識的に考えて、
本当に「基地に反対している」なら、
「見守る」「注視する」といったネガティブな渡具知氏に、
投票するはずがないのではありませんか?
渡具知氏の発言は単なるリップサービスではないか、
と自分は思っております。
同時になぜそのようなリップサービスをしなければならないか、
という素朴な疑問が浮かび上がってくるのですが、
長くなりそうなのでここではこれ以上の考察を控えます。
「ファクトチェック」
マスメディアの「ファクトチェック」はしないんですかね?
しないのですか?
そうですかそうですか…
あ~あ、結局今日も沖縄タイムスは、
いつも通りの平常運転でした…