自分のことを言うのもなんですが、
職場では「いい人」と言われたりします。
いつも穏やか。
優しい。
仕事でのトークが柔らかい。
聞き上手。
などなど、
そんなのあまり意識したことはないのですが、
私の職場でのパブリックイメージ?はこういう感じらしい。
なのでよく先輩達から、
「○○さんにはだけは言うけどさ・・・」とか秘密のお話を受けるんです。
「へ~、そうだったんですね・・・」と返すだけで、
自分の意見を言ったり、ましてや否定的な言葉は一切言わない。
もちろん誰かに口外したりもしません。
でもな~、私、周りが思う程全然いい人間じゃない・・・。
本当によくできた人であれば、この年で離婚なんてしないと思うし。
ただ離婚したことで強烈に学んだのが、
「他人は信用できない」と言う考え方です。
離婚して相当重症な「人嫌い」になったんだけど、
そこから自分以外の人間は信じてはいけないと強く思うようになった。
なので、他人なんてどうでもいいんですよ・・・。
ただお金を得るためには働かなくてはいけないので、
そこは割り切って一社会人として頑張っているんです。
私が「いい人」に見えるのは、
そんな割り切った姿勢から来ている部分があるのかも。
まあ、正直苦手な同僚もいますよ。
でも戦わず否定せずでやり過ごし、仕事に集中しています。
腹の中では真っ黒な渦が回ってる時だって、実は多々ある。
が、そこんところをおくびにも出さないのが大人ってものでしょう。
「いい人」は疲れるし、
ある意味気持ちが悪いキャラなのかもしれません。
しかしながらそれで得られた信用は、失いたくない。
「いい人をむりやり演じている」と言う大げさな話でもないので、
このまま私は「いい人」でいたい。
心の闇はどんな人間にもあります。
でもそれを見せられる相手は、限られていますよね。
一生誰にも見せない、話さない人だって、もしかしたらいるでしょう。
私は離婚して受けた深い傷と、
元夫に対する闇の気持ちは一生誰にも言わない。
心に固く決めています。