お盆の時期に行けなかったので、
気候が良くなってきた今頃にようやく訪れることができました。
私だけかと思ったら、他にも何人かの方が来ていました。
その中で70代くらいでしょうか、お年を召した男性がずっと墓前に手を合わせていました。
かなり長い時間だったんですが、きっといろいろ話しかけていたのでしょう・・・。
私も離婚したばかりの頃は、ずっと両親に謝っていました。
何があっても一生添い遂げなさいと、強く言っていた母。
あんないい人はお前にはもったいないと、教え諭していた父。
ごめんね・・・。見事に離婚したよ・・・。
私今、絶賛お独り様です・・・。
遥か彼方のお空から、きっと苦笑いしているに違いない。
本当に愚かな娘でごめんなさい・・・。
でも久々に墓前に立つと、何だか心が洗われます。
一時は墓じまいを真剣に考えたことがありましたが、しばらく保留に。
やはり申し訳ないような気がするんですよね・・・。
どこかのタイミングで、いつかはやらなければならないことだけど・・・。
もうしばらく静かにしておきます。
お墓にたどりつく道すがらは、途中に少しうっそうとした木々の間を歩きます。
気持ちの良いお天気、そして短い時ではありますがプチ森林浴を楽しめる。
もやもやとした心が浄化されて、帰る頃にはだいぶリフレッシュできました。
遠くに行かなくても、お墓参りで気分が変わる。
あまりにしようもない我が子を思い、両親が施してくれた策なのかも。
最近、仕事で戦うことに疲れました・・・。
お墓の前で一言、「もう疲れたよ・・・」と思わず声に出してしまった私。
多分父と母の耳にも届いたと思います。
秋晴れが心地いい休日。
久々に家族に会ってきました。