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「サッカー選手の正しい売り方」

2012年02月14日 18時00分00秒 | 明治安田Jリーグ 天皇杯
小澤一郎さん―無理筋の裁判の被告となっている政治業者じゃなく―というサッカージャーナリストが執筆した「サッカー選手の正しい売り方~移籍ビジネスで儲ける欧州のクラブ、儲けられない日本のクラブ~」という書籍をご高覧になることを、推奨します。
きのう13日、小澤さんのブログで、この本が本屋さんの店頭に並んだことが告知されているのを目にして早速購入。
知識欲・探究心を刺激する、とても勉強になる内容で、一気に読み終えました。
あ、嘘です、勢い余って誇張して書きました。
でも、それくらい、どんどんページを繰ってしまいたくなる濃度のある書籍で、もう既に3分の2くらいまで読み進んでいます。

うちら、いちサッカークラブを応援しているだけに過ぎない人間が、この本を読んで勉強したところで、Jリーガーの移籍交渉に何らの影響も干渉も及ぼせられないけども、“何が起こっていた(る)か”“なぜ0円移籍が横行するのか”という謎解きが叶います。
2009シーズンのオフ以降、毎シーズン、複数の主力選手が退団していっている―その多くが移籍金派生無しで―アルビレックス新潟のことを応援している人間にとっては、なおのこと、有意義な読書時間となるに違いありません。

1680円と、この手の本にしては高価な部類に入ると拙は感じますが、値段分の価値はあると思います。


Amazonなどインターネット通信販売サイトに載っている、この書籍の紹介文を転載します。
<長友佑都(インテル)、香川真司(ドルトムント)、長谷部誠(ヴォルフスブルク)、内田篤人(シャルケ)、宇佐美貴史(バイエルン)、岡崎慎司(シュツットガルト)、家永昭博(マジョルカ)、宮市亮(アーセナル)、松井大輔(ディジョン)……etc
総勢20名以上の日本人選手が欧州のトップリーグに在籍するようになった現在、かつてないほど日本の選手獲得に欧州クラブの目が向けられている。スポーツ紙が嬉々として報じる海外移籍ラッシュは日本代表の強化、選手の成長という面で歓迎すべき面がある反面、諸手を挙げて喜んでばかりはいられない面もある。
それが「0円移籍」という問題だ。
実に半数以上の日本人選手が移籍金(違約金)0円で欧州のクラブに獲られている。
ただでさえ厳しいJリーグのクラブ経営という観点から見れば、大切な商品である選手がタダ同然(育成費は発生する場合がある)で移籍してしまうことはまさに死活問題となる。
なぜJクラブは相次ぐこの事態を阻止できないのか? クラブを救う手立てはないのか?
移籍市場は、したたかな者が勝つビジネスの「戦場」である。海千山千の欧州クラブと対等に移籍ビジネスを行い、Jクラブの利益を守るためには、まずは欧州のスタンダードを熟知し、「戦略」を立てなければならない。
否応なしにグローバル化する移籍市場のなかで、海外・国内問わずサッカー選手の「正しい売り方」を模索していかなければ日本サッカーの未来は危うい。
日本サッカー、Jリーグがさらに発展していくために、我々は何をするべきなのか?
移籍ビジネスの内情を解き明かすとともに、海外・国内移籍の最新事例を検証しながらJクラブ、選手がよりよい未来を築くために必要な移籍戦略について考察していく。>

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