「アルビレックス新潟」各チーム推し活動をできるだけ現場でしている都内在住サポーター

「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

間抜け

2009年06月03日 00時00分00秒 | ラグビー

独立行政法人「日本スポーツ振興センター」管轄の施設だから、これは国費=税金を投入しているはず。

東京都港区にある秩父宮ラグビー場が、「U20ラグビー世界選手権」を控えて、大改修されました。
「U20選手権」という〝きっかけ〟があったけど、そもそも、古くなりつつあった施設なので、近年、改修に改修を重ねてはきていたんですがね。

これまでもトイレの拡充、照明塔の設置、芝生の大幅改良工事などをしてきて、残るは選手のロッカールームなどのリニューアル。
要するに、プレイヤーのための設備などが手付かずだったんですが、それがやっと完了した次第。
6月1日にお披露目され、マスメディアの取材も受けています。

スポーツニッポンによれば、4億4415万円を投入。

秩父宮ラグビー場は、IRBワールドカップを日本に招致できた場合の会場候補地です。
しかし、宮家の名前をも冠した日本を代表するラグビー専用競技場だったのに、とても〝お粗末な〟設備だったとか。

ちなみに、国立霞ヶ丘競技場もそうで、あそこの貴賓席は、欧州のそれに比べたら、“どこがVIP席なんだよ”と突っ込まれるような代物だという話。
まあ、『3丁目の夕日』の時代に造られた建物ですから、仕方ないといえば仕方ないとも言えますが。

まあ、なんにせよ、秩父宮ラグビー場がリニューアルされました。
ちなみに、同じ日本スポーツ振興センターが所管する「西が丘サッカー場」もまた、昨年度までに、観客席・トイレ・記者席・大型スクリーン、それにドレッシングルームなどもが刷新されています。
今度は、代々木体育館の番でしょうか?


さて、そんな秩父宮ラグビー場の改装ですが、実は、なんとも呆れる《欠陥》が!

サンケイスポーツ新聞の記事を引用します
<スポンサーらを招待するラウンジに設けられた観戦席は、座るとグラウンドの半分以上が見えにくくなってしまうことも、わかった。>

要は、VIPをもてなし、観覧するための座席なのに、肝心のラグビーのプレーが観にくいってことですよ。
いや、別に一般自由席でも同じことが言えるんだけど、ラグビーを観戦するための施設なのに、そのプレーを充分に観ることができない座席って、一体……
おまけに、そこは興行主にとって大事な大事なお客様に脚を運んでもらう場所だってのに……

なんで、こんなとても重要なことが、完成するまでは判明しなかったんでしょうか?
どこのゼネコンが造ったのか知らないけど、誰が設計士か分からないけど、ヒド過ぎますわ。
「欠陥住宅」ですよ、「欠陥住宅」。

第一、公費が注ぎ込まれているのに、これじゃあ無駄金じゃないですか。
せっかく造ったのに、また直ぐに改修するという話なんだけど、その費用はもちろん、建築会社持ちですよね?

それにしても、アホな話です。
これじゃあ、U20選手権大会では、この特別席、使えませんわ。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« [4-4-2]か | トップ | 田中光君 »
最新の画像もっと見る

ラグビー」カテゴリの最新記事