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高い完成度 商業的な成功

2012年03月03日 19時00分00秒 | 映画・テレビドラマ・漫画
映画「八日目の蝉」がキネマ旬報をはじめ、各映画賞で高い評価を受けていることが、我がことのように喜ばしいです。

しかし、「八日目の蝉」は劇場公開されたとき、大ヒットしませんでした。
東日本大震災に伴う消費抑制があったにせよ、作品の質に相応しくない観客動員でした。
この映画のスタッフでも出資者でもないのに、それが歯痒くて歯痒くて。

「八日目の蝉」に限った現象じゃないけで、芸術的・娯楽的に高水準の映画にも拘わらず、商業的な成功を収められない、寧ろ、不入りとなる事態が度々あります。
その一方、物量宣伝攻勢をかけた、でも低水準な内容の映画が多くの収入を得る場合も、よくあります。


昔、親しかった人がキネマ旬報の年間ベスト10を眺めて、“ヒットしなかった映画が、ベスト10に入りやすいんだね”と、ボソッと口にしたとき、うまく返せませんでした。
ホント、そういう傾向になりがち。

肝心の内容ではなく、宣伝量と出演者の顔ぶれ次第で、客が入るか入らないか左右されるという事実。
もちろん、完成度が高く、それ故にヒットする映画も存在するけど、もっともっと、その割合が増えて欲しいなあ。


とりあえず、「八日目の蝉」のDVDレンタル回転率が増えますように。

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