何故、アルビレックス新潟が獲得してくるブラジル人に〝当たりが多い〟のか?
その理由がやっとこさ、昨日の朝、理解りましたわい(^-^*)(・・*)(^-^*)
サッカー解説者の野々村芳和さん―野々村さんは大宮×新潟の中継解説を担うのだけれど―が、「エルゴラッソ」のインタビューで、その秘訣を語っているのを読んで、初めて知りました。
なるほど( '-' )( ,_, )( '-' )( ,_, )
強化担当者が半年くらいブラジルに滞在して選手を見ている、と
プロ野球の東京ヤクルトスワローズ、このチームも外国人選手で〝当たり〟を引くことが多いのだけど、その秘密は米国にスカウト担当者をずーーーーっと張り付かせて、“これは!”と思うような選手を見つけさせて、球団に報告。
そんでもって、獲得するべし!と球団本部が決めたら交渉して、来日してもらう―そういう寸法になっていることが、スワローズに良い外国人選手が来る要因になっているんですな。
対して、讀賣ジャイアンツ。
この球団は、外国人を獲得しても「ポンコツ」が圧倒的に多い。
というのも、合衆国でスカウトに活動させることはなく、専ら、相手の売り込み待ちをして、良さげならば獲得するという手法を取っているから。
エルゴラにも書いているけど、代理人は素晴らしいプレーをしたところばかり集めて編集したVTRを持参して、
“はい、どうですか、○○選手、スーパーな選手でしょ!契約してくださいよ”
と交渉するわけです。
でも、自分を売り込む時には、自分の良い面しかアピールしないのは当然の事。
就職面接だって、そうじゃないですか!
ま、欠点や短所を面接官に尋ねられれば答えるしかないけど、基本的に、自分の長所をアピールしなくちゃ、採用してもらえません。
スポーツ選手だって同じ。
で、そのビデオの映像だけで判断してジャイアンツが獲得してくるんもんだから、外国人選手にハズレが多くなるのも当たり前のこと。
だっけ最近は、日本国内のよそのチームで実績を残した選手を〝横取り〟する方法に切り替えたけど。
エルゴラの野々村さんのインタビューを言葉面から受ける推定だけど、どうも、新潟のように、外国人スカウト担当者を現地に長期に派遣しているJクラブは少数派のよう。
そして野々村さん曰く、新潟のやり方は難しいところもあるだろうけど、シンプルに考えて理に適っています、との由。
そのブラジルに半年間、派遣されている強化担当者様、どこのどなたか分かりませんが、この場を借りて――と言っても、こんなブログをご覧になっていないのは重々承知しているのだけど――厚く御礼申し上げまする<(_ _*)>
ブラジルなんて世界で5番目に広くて、日本の23倍も広い国土を有していて、尚且つ、サッカークラブの数自体も、半端じゃないくらい存在するわけで。
そこから、新潟に向いている選手を見つけ出し、説得して来日させているんだから、正にアルビの功労者。
お顔を拝見して、直接、御礼を申し上げたい気持ちでいっぱいでございまする。
一人じゃなくて、複数名なのか?
いずれにせよ、アルビに最適で優秀なブラジル人をピックアップする、その眼力には敬服致しまする∠(・_・)
うちは、神田強化部長といい、鈴木健仁スカウトといい、頼りになる人揃いだわ
またブラジルでそういうスカウト活動をさせている中野社長にも最敬礼∠(*^ー^*)o
いつも当たりの秘密教えてくれて
だから結構知られてる話です
ご紹介ありがとうございます。
そして細貝さん、どうもありがとうございます。
現地のアシスタントがいるとは思いますけど、広くブラジル国内でのお仕事に敬意を表します。
不勉強で、その該当する雑誌をチェックしていません。
「細貝さん」という方、もしその誌面にお顔が載っていたのならば、一目見たかったものです。
ゆりべーさん、こんにちは。
秘密も何も、ただエルゴラッソの記事の感想をそのまま書いただけなのですが、お役に立ったならば、光栄です。
どこのチームも大なり小なりそうなのかなぁと思っていたのですが、それだけ長期間見定めているチームがそれほど多くないと言うのは逆にびっくりでした。
だからチームにフィットするのが早いんですね~。
へ~!!!!アルビがそんなことをしてたのか!
良い人がアルビにくるのは、このことがあったからなんですね!
>半年間も…なるほどねぇ。仕事とはいえ頭が下がりますね。
商社マンになったと思えば納得のいく仕事なのかもしれませんが、サッカークラブに勤務しての長期海外赴任。
誠に大変です。
周りに邦人が居ればストレスも軽減されるでしょうが、私ならば参っているかもしれません。
>それだけ長期間見定めているチームがそれほど多くないと言うのは逆にびっくりでした。
野々村さんの口ぶりからの判断なのですが、素直に読むと、そう推定するしかないんですよね。
でも逆に言えば、そういう地道なスカウト活動をしないことには、優秀なブラジル人は獲得できないということで、これは未来永劫守ってもらいたいアルビの文化にしてほしいですね。
やはり、楽してては良い人材を獲得できないという事ですね。
社会全般にも言えることですが、良い結果を得るためには、それ相応のコストをかける必要があるという事ですね。