酒井高徳がアルビレックス新潟に180万円を還元してくれる

日本サッカー協会JFAは、「2018FIFAワールドカップ ロシア」に登録された日本代表が満 11歳の4月1日から満21歳の3月31日の間に1年以上在籍した本協会加盟チームに対して、『育成還元金』を支給することを、平成30年12月の理事会で決議しました。
その選手が在籍していた年数に30万円を乗じた金額を、そのクラブに支払います。

国際サッカー連盟FIFAは、ワールドカップ出場国の協会に、成績に応じて分配金を支払います。
それを原資に、JFAは育成還元金を支給するわけです。

酒井高徳は、当該ワールドカップの日本代表に選ばれたので、アルビレックス新潟は請求資格を有します。
高徳は、アルビレックス新潟ユースで3年間、学びました。
そして高校を卒業してから3年間、アルビレックス新潟トップチームでプレーしました。
満15歳から満20歳までの6年間、新潟に所属していたのです。

従って、30万円×6年間＝180万円を、新潟は頂戴できます。
「5億円減額」という緊縮予算を組むことを強いられた新潟には、〝端金〟ですが、でも有難い〝金子〟でもあります。