「アルビレックス新潟」名物 円陣ダッシュは禁止

大型連休中も、対COVID-19感染症用の消毒液づくりに勤しんでいらっしゃるみなさん、どうもありがとうございます。

明治安田生命Jリーグが再開ならびに開幕しても、当座は無観客興行で乗り切る可能性を、村井満チェアマンが表明しています。
とはいえ、観客を入れなければそれで十分かといえば、左に非ず。

中華民国＝台湾は1ヵ月前からプロ野球興行を行っています。
韓国では5月5日からプロ野球が開幕。
また韓国Kリーグも5月8から始まります。
どれも無観客で催しますが、試合運営スタッフも、選手も、コーチも、濃厚接触回避にも注意を払いながら、ゲームに臨みます。

ゲーム会場の移動、ホテルなど宿泊施設でも十分な距離を取ることが課せられています。
選手同士のハイタッチ・握手も厳禁。
試合前・試合後・ハーフタイム・イニング交代時のマスクの推奨。

Jリーグも同様の対処策が見込まれます。
となれば、アルビレックス新潟トップチーム／レディース／アカデミーでお馴染みの『円陣ダッシュ』はお預け必至。
現に、感染症学が専門の識者は、スポーツ選手が顔を近づけて発破をかける・励まし合う行為の危険性を指摘。
全国高校野球連盟が選抜大会の開催回避を専門家に諮った際には、「ベンチ前での円陣」「マウンドでの集合」はダメだと言われました。

ダッシュする・しないは別として、サッカーで前後半を始めるときに、円陣を組むのは〝文化〟です。
少なくとも日本では。
でもCOVID-19感染症の治療役が開発され、人類とCOVID-19が共存できるときを迎えるまでは、円陣ダッシュは禁忌。