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頂点に立った者にしか見えない景色を見させてあげたい

2017年03月25日 10時00分00秒 | 映画・テレビドラマ・漫画
久しぶりに感銘を受けた台詞でした。

頂点に立った者にしか見えない景色を見てきなさい!

映画「チアダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」の主人公は広瀬すずちゃん、中条あやみちゃんたち架空の学校である福井中央高校チアダンス部員。
だから当然、彼女たち目線で物語は展開していき、彼女たちのことを詳しく描いていきます。

ところで、この作品には天海祐希さんという日本を代表する役者が出演しています。
御存知のように数多くの主演ドラマ、主演映画を持つ女優。
彼女は、福井中央高校チアダンス部の顧問役。

しかし、この顧問、劇中でそう目立たないんですよ。
この教師がチアダンス部の創設者だと最初に提示されているから、鬼のようなスパルタ指導をしていくんだろうな、と予測していたら、そうじゃない。
チアダンス経験者の設定である中条あやみちゃんが演じる生徒に練習を丸投げって感じ。
要所要所でスクリーンに顔を出すけど、見せ場がない。
そもそも、どんな性格なのか、どうしてチアダンス全米大会優勝を狙うことを決意したのか、等々詳しく描写されない。

せっかく天海さんを起用しているのに、もったない使い方、そう感じながら観続けていくと最終盤に、この女性教師のドラマが待ってました。
そこで彼女の口から出てくるセリフが、『頂点に立った者にしか見えない景色を見てきなさい』。
一言一句、この通りじゃないんですが、計3回か4回か聞けます。
で、痺れました!

五輪の金メダリスト、サッカー・野球・バスケットボールなどなどの優勝チーム選手たちが、そういえば同種のことをよく述べるなあ、と。
表彰台のてっぺんから見える光景は違う、優勝して初めて見えるものがある、とか。

天海祐希さん演じる先生の行動原理は、一度しかない青春、生徒たちには高い夢を持って高校生活を送ってもらいたい、そして頂点に立った者にしか見ることが許されない景色を見せてあげたい、というもの。
筆者はもう爺だから、すっかり感情移入、この顧問に。
若い子は、すずちゃんたちでしょうが、儂はね。

映画を観終わって、アルビレックス新潟レディースU-18コーチに就任した斎藤友里と小金丸幸恵のことが脳裏に浮かびました。
指導者人生を始めたばかりで、相手は中高生。
天海さんが扮した先生の姿は、刺激と参考になるに違いない、と。

いや、二人だけでなく、少女少年にスポーツや文化活動を指南している全ての人に有用なんじゃないか、と。

あとですね、余も触発されました。
アルビレックス新潟U-18、アルビレックス新潟レディースU-18、アルビレックス新潟レディースU-15、アルビレックス新潟U-15の子達に日本一を果たしてもらって、全国制覇した者だけが見ることが許される景色を見せてあげたい!って笑


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