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「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

ガンバ大阪×アルビレックス新潟 歓喜より怒りと虚無感

2017年10月28日 07時30分00秒 | アルビレックス新潟
2017明治安田生命J1リーグ第29節、Panasonicスタジアム吹田と2018シーズンから呼称される施設で催されたガンバ大阪×アルビレックス新潟。
新潟が呂比須ワグナー監督初采配ゲーム以来のリーグ戦勝利を収めたゲーム。
全日本サッカー選手権大会と合わせて、今季通算4勝目。
リーグ戦だけでも、10勝しているチームがざらにあることを思えば、虚しさが込み上げる勝ち戦でした。

『勝つっていいね』
『勝利するってこんなに素晴らしい』

戦後、アルビレックス新潟を応援する人たちが競技場で口にし、SNSに書き込んだ文言です。
しかし、筆者にはそんな感情は湧いてきませんでした。

ひとつに、この試合直前にアルビレックス新潟U-18が2017Jユースカップ 第25回Jリーグユース選手権大会1回戦で敗北したとの報せを受けたからです。
レノファ山口FC U-18に、新潟聖籠スポーツセンターという場所で逆転負けしたとのニュースに深い悲しみと悔恨を感じ、それを引き摺っていたせいで、目の前の白星に感動できなかったのです。

そして前述のとおり、10月に入ってようやく3勝目、この虚しさ。
虚しくて虚しくてならなかったです。

「アルビレックス新潟」の勝つところは、今季、それなりに観てきました。
低調だったけども、ユースの勝利試合にも幾つか立ち合い、レディースとレディースU-18、ジュニアユースの勝ちゲームを数多く目撃してきましたから、勝つこと自体に儂は飢えていませんでした。
寧ろ、レディースU-18などの制勝に接していたからこそ、なんで、これっぽちしか勝てないんだトップチームは、と憤懣。

てなわけで、ハイタッチ求められたのに無視する形になったことを、この場を借りてお詫びします。

もうひとつ、喜びの感情が呼び起こされなかった理由は、今のガ大阪ならば勝てる可能性が高いと分析していたから。
だから、筆者には珍しく戦前に、ガ大阪を新潟は倒せるのではないか、と楽観的観測を著しました。
分析といっても科学的な手法でそう導いたのでなく、経験則に近いものですが。

残留争いしているチーム、それも降格濃厚なチームが'珍しく'勝点3を獲るとき、得てしてその敗れたチームは、優勝争いにも残留争いにも無縁な状況に置かれている性質を帯びているものです。
もっと書くと、優勝争い或いはAFCチャンピオンズリーグ出場権争いをしていたのに、脱落してしまい下降線を辿っているチームは、残留争い中のそれに、コロッとやられてしまいがち。

あのときのガンバ大阪はJリーグYBCルヴァンカップにも敗退して尚更。
新潟がG大阪を不得手にしているのは懸念も、漠然と勝てる感じがしていたのです。
で、案の定、ガンバ大阪は断トツ最下位相手に、芳しくない戦い方。
巷で言われるように、東口順昭(まさあき)のシュートストップが冴えてなかったら、新潟が大差を付けていたに違いないほど。

ガ大阪をサポートしている人たちには非礼な書き方ですが、こんな有り様のチームに負けるようでは、J1再昇格は覚束ないとも感じながら、眼前の光景を凝視していました。

それにしても、こんな味気無い白星は初めてかもしれません。
我ながら驚いています。
来季は、こんな美味しくない勝利とは無縁でありたいものです。

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