蒔田彩珠の名前と顔がとうとう全国区に！

清原果耶ちゃんの妹、水産高校に通っている妹がいますよね。
この前、「いいべっちゃ宮城」に、さんまの缶詰のことを取材されていて答えていた女の子。
蒔田彩珠(あじゅ)ちゃんだけども、遂にその名前と顔が、全国区になるわけで、儂は嬉しく思っています。
NHKの朝の連続テレビ小説ともなると、老若男女に一気に知れ渡りますからね。
新人の主役・知る人ぞ知る脇役の知名度が飛躍的に高まるのが、NHK朝の連続テレビ小説。

売れてほしいな
人気者になってほしいな

とかねがね願っていました。

福山雅治さん主演の映画「三度目の殺人」で、福山さんの娘を演じていたのが蒔田彩珠ちゃん。
カンヌ国際映画祭パルムドールの「万引き家族」で、松岡茉優ちゃんの実の妹を演じていたのが蒔田彩珠ちゃん。
ドラマ「重版出来」で、昔は大人気だったのに、今は落ちぶれた漫画家の娘を演じていたのが蒔田彩珠ちゃん。
ドラマ「透明なゆりかご」で赤ん坊を捨てた未成年の女の子を演じていたのが蒔田彩珠ちゃん。
覚えてませんかね？

映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で、緊張するとドモって話せなくなる高校生・志乃ちゃんの理解者を彼女が演じたんですが、あの芝居は良かった。
新宿武蔵野館で観て、大いに感動。
そして是枝裕和監督が重宝したことに納得。

2020年には、ふたつの助演映画に出演。
どちらも好演していて、助演女優賞を受賞しないものかと願ったら、見事、キネマ旬報が表彰。
ひとつは、芦田愛菜ちゃん主演の「星の子」で、愛菜ちゃんの姉役。
新興宗教にのめり込んだ両親に愛想をつかして飛び出していくという難役。
もうひとつは、「朝が来る」。
「透明なゆりかご」の役柄と似ているけど、高校生で妊娠してしまい、仕方なく養子に出してしまって苦悩する役どころ。
こっちも難役。

「星の子」は大森立嗣監督で、「朝が来る」は河瀨直美監督。
是枝裕和監督も抜擢しているし、だから演技力と存在感は抜群。

しかし、如何せん、商業的に大勢の人が観る作品には出ていない。
そこにNHKの朝の連続テレビ小説ですよ。
それも主人公の妹で。

これ契機に、売れっ子になってほしいなあ。
有名になってほしい。