ファビオのお別れの挨拶とお詫びを読みたかった

令和2年9月17日に、遅くとも9月18までに道路交通法違反の疑いで捜査されていることを公にしていても、ファビオとの契約は解除されていたかもしれない。
しかしながら、惻隠の情が働き、彼の謝罪の言葉が、アルビレックス新潟公式ホームページを通して発信することが許されたんじゃなかろうか。
ペドロ マンジーにしてもそう。

不幸中の幸いで、人身事故も物損事故も起こらず、アルビレックス新潟との契約解除という〝制裁〟も鑑みて、罰金刑に落ち着いたような気がします。
でもこういう〝前科〟がついた以上、半永久的にファビオはJリーグでプレーすることはないはず。
「罪を憎んで人を憎まず」とはいうものの、そこは本音と建前。
ファビオを獲得しようというJクラブ強化責任者がこの先いたとしても、スポンサー筋から反対されるのは目に見えます。

ペドロ マンジーは再び日本でプレーできる可能性は、ファビオよりは大きいとは思いますが、彼の年齢も考慮すれば手を挙げるクラブは無いのではあるまいか。

ペドロ マンジーは残念ながら結果を残せなかったけど、ファビオは負傷するまで大いに結果を出してくれました。
浦和レッドダイヤモンズやガンバ大阪が触手を伸ばすんじゃないかと危惧するほど、非凡なプレーを示してくれました。
それがこういう形で退団。
二人の公式声明が何も出ないまま、ひっそりと帰国させてしまう、いや既に帰国したのか？のは忍びない。
彼らも間接的にでも新潟応援者にお詫びをしたかっただろうに。

早い段階で酒気帯び運転を明らかにしていたら、二人ともう少し〝マシ〟なお別れができたかもしれないと思うと、口惜しい。