やはりディフェンス力の向上は確かなものだ。
ポストに入った後の寄り、ドライブで簡単に1線を破られないこと、例え抜かれてもカバーの意識まで高い。
ただ、継戦能力はまだ発展途上。
長く戦えば戦うほどボロが出るし、ペースも掴まれやすいのが、この2日で露呈しているし、この前の試合もそうだった。
ミスが少ないゲームは勝率も上がる。
ディフェンスでの粘り強さを、イージーなミスで帳消しにしてしまっては、もったいないのだ。
そこは実力を磨くしかない。
あとは、ボールから目を切らないこと、次の動き、パスが来ることを頭に入れておく必要がある。
追記で、年明けからみんな上達したが、特に成長した子がいる。
その子とは今日話をしてみた。
「心の変化がそこにあるか」
ただそれだけを知りたかった。
どうやら、年明けから中学を見据えて取り組んでいるらしい。
そこまで先を見ていれば、プレーの質が高まるのは当たり前である。
それこそ、「自分自身を見つめる」ということなのだ。
見つめたからこそ、足りないものを理解して、それが行動へと現れる。
このチームではエースで、みんなから頼りにされて、尊敬されるような子が、向上心を持って取り組めていることは、チームとして非常に良いことだ。
それこそ、素直さが作った世界の先なのだ。
誰よりも的確な声をかけることができて、誰よりも闘志を燃やして、誰よりも自分と戦える存在…
だからチームとしても、ここまで成長できたのではないか?
夏合宿で、俺に言ってくれた、
「全国で活躍する」という夢に近づいているのが今。
遥か先を見据えて、このままどこまでも成長することだけを願って。
そしてこの1.2ヶ月がもっと成長できる時間であることを、信じて止まない。
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