合同練習Part3です。
テーマは、「カッコイイ」について。
あらためて、二高の部員はカッコよかったなぁと、思いました。
バスケが上手いとか、そんなことではなくて、小学生への関わり方だとか、目の前のことに全力で取り組む姿勢だとか、やっぱりそこが彼らの良さだなと、上から目線ですがつくづく感じます。
何事も堂々としている人はカッコイイですね。練習をサボる、適当にやることがカッコイイと思う時期、ダラダラやることがカッコイイと思う時期、中学生は特にこれが多いです。
「ノー勉でも点数が取れた!」という人は実際よくいましたね。
これと同じで、「練習をちゃんとやらなくてもできる」をカッコイイことだと思い込んでしまうのです。
例えそのコミュニティで上手かったとしても、広い世界では何の力も持ちません。そして、自分よりできる人がたくさんいることを知りながら、そこから目を背ける為、一つ保険を作る為に本気でやらないのです。
つまり、「ノー勉だったけど点数が取れた」とは、いざ成績が良くなかった時の為の保険でしかありません。
だったら、バスケをするにおいても、全力を尽くしたけど負けました、試合に出られませんでしたの方が、きっとこの先の人生で生きることでしょう。
ミニバスのみんなも、練習してできなかったことができるようになること。それがゴール下であれ、レイアップシュートであれ、できるようになったなら堂々と大喜びすればいい!!
どんなレベルでプレーしていようと、大きなエネルギーを持って全力で取り組むことが何よりカッコイイ。
1番は誰かにカッコイイと思われることじゃなくて、自分をカッコイイと思えること。つまり自分への絶対的自信。
世間が言うカッコイイの基準に囚われるから、いつまでも中身のないままなのです。
他者からのカッコイイなどいづれ移ろい行くでしょう。
やはり、自分自身は何十年経とうが変わることはないです。
法政二高のみんなは、彼らが自分で自分を認めることができる為、自ら厳しい道のりを選んでいくのです。そうして自分の為にエネルギーを費やすことができるから、誰かの為に動くことができるし、何より優しいのでしょうね。