ミニバス記録

バスケノート

残り4回の練習

2024-10-31 19:39:00 | 日記
ディフェンスにおけるバンプと、オフェンスの2枚目のカッティングに目を向けたことはかなり効果的だった。

ディフェンスの強度が上がったことは、今日のゲームで感じた。
オンボールディフェンスにしか意識のなかった頃からすれば、成長である。

オフェンスも、これまでは外でパスを回して、結局ズレのない1on1が定番だった。
つまり1on1が勝てるかどうかでハーフオフェンスの完成度が決まるため、カバーの意識が高いチームに対しては何もできなかったのだ。

練習試合においては特にそれが露呈する内容で、確かにコートが狭いこともあったが、ただこのままでは自分たちより能力の高いチームには勝てないと感じていた。

オフボールでペイントに侵入できるようになったのは大きい。
試合前残りわずかな練習で、限りなく完成に近いチームが作れたと思う。

この完成を確信に変えるには、今週末にある1day大会だ。

そこでどれだけ質の高いハーフオフェンス、ディフェンスが展開できるかに限る。

しかしこれまで戦ってきて、今日が1番やりごたえのある内容だったなぁ…

これまでと違う戦い方が見られて、そこにグッドオフェンスがあり、楽しかったし嬉しかった。

積み重ねは目に見える成長を生む、この調子だ。

不安と緊張

2024-10-31 07:58:00 | 日記
一睡もできずに迎えた朝…
最近は寝つきが悪い。

自分の中にある不安や緊張は常に頭を駆け巡り、考え事が多い毎日だ。

思えばちょうど1年前も、同じように眠れない夜が続いた。

「勝てるだろうか…」
私はいつも、最悪を想定してしまう。

それに、これまでの積み重ねが崩れる経験は、もう高校で最後にしたいのが本音。
バスケットボールに関わるのは、とりあえず今年度で終わりと決めたのだから、最後は強くなった自分と出会いたい。

これまで指導者として地道に積み上げたもの、選手との関わり合いやチーム作り…
上げればキリはないが、一言でまとめると、このチームとは私のバスケ人生の全てが結集されている。

それでも、やっぱり不安も緊張もある。

これは自分の性格上仕方ないことなのかな。

ということで、気分転換にボールを片手に公園へ赴いた。
朝の涼しげな空気に、体を動かすことは相性が良い。

ボールをつくだけで、不安も緊張もだいぶやわらぎ、心晴れやかに今日を過ごせそうだ。

また、こうして自分の想いを記録することも、メンタルケアになる。

残る練習は4回…

不安も緊張も、きっと当日まで消えることはない。
それが私の本質。
それだけ本気でやっているのだから、当たり前だ。

あの子らを勝たせられる強さがあればいい。
どれだけ悩もうが、不安があろうが、最後に勝つのは俺たち。



スポーツ

2024-10-30 19:58:00 | 日記
このチームが出場する1day大会は、非公認であり、主催者のさじ加減で対戦も決まる。

非公認であるが故に、勝てば昇格、降格など存在せず、明らかに力の差がある対戦が組まれたりもする。

直近の1day2回は、明らかに勝てるチームとの試合だった。
そして、今週末の1dayもまた勝てる相手。

一応ランクがA〜Eまで設定されており、我々は今Cに位置している。

やはりランクごとの差は存在し、特にBとC、CとDの間にある差は大きい。

だからDランクの相手と戦うともなれば、20〜30点差は当たり前のようについてしまうのだ。

そんな組み合わせが、3回連続で組まれた訳で…
さすがの私も、そろそろ格上のチームと戦わせてほしいのが本音。

そして私以外の人も同じ意見だった。

連盟に登録していない以上、1dayでの戦いが実質公式戦のような扱いのこのチームは、やっぱりその中で強いチームにアップセットを起こすことが、魅力の1つだと思う。

この考えは、どこまで進んでも捨てられなかった。


今から1年前、この1dayでたくさん勝って、ランクを上げていこうと、私は選手にけしかけてみた。

2年前Eランクから始まり、Dランクで終わったなら、もっと先を目指していこうじゃないかと…

「上には上がいると知った上で、目の前の戦いに勝ってみせよ」とは、昨年度よく言ったものだ。

結局、彼らは一時Bランクまで昇格することができ、私がけしかけたように進んだ。

しかし、Bランクにも上がいる。
大敗することも多々あった。

昨年度全てが終わった時、相手を打ち負かすことに魅力を与えるようなやり方を選んで、彼らに本来の楽しさはあったのか深く考えた。

小学生という何者にもなれる存在に、厳しさや強さを教えるべきだったのか、自分に問い続けた。

そして、今年度選んだ道は
「自分自身を見つめること」

それが、スリーポイントシュートという技術の習得。
自分の中で確率を上げていくこと、相手が強くても弱くても、シュートに目を向けることができる。

届かなかったシュートが届くようになって、確率が上がって…
そんな相手ありきでなく、自分自身の成長に目を向けられるようにした。

でも、それだけじゃやっぱりダメだと思う。

我々がやっているのはバスケというスポーツだ。

だから、「目の前の相手に勝つ」、「自分たちより強い相手に勝つ」というスポーツマンのメンタルを、教えていかなければ。

だから、ランクという序列を無視してはいけないし、格上と戦いたいと、主催者には意見しようと思う。

1年前のあの頃、私は「強いチームと戦わせて欲しい」と、意見した。

その選択に対して以前は否定的だったが、今はそう思わない。

それは選手が強い相手を求めて日々練習しているからであり、そして何より、私たちは序列のつくスポーツをしているからだ。



強気

2024-10-29 00:36:00 | 日記
強気なメンタルがいかに大切か、指導をしているとよく感じる。

荒削りで、実力が伴わないとしても、スピード感のある子、ガツガツ突き進む子の方が伸び幅は大きい。

2年生は、ここへ来てほんの僅かでワンハンドでシュートを打つようになり、大人のリングでフリースローを決められるまでに成長した。

力任せに飛ばすシュートだった出だしからは進化し、今では脱力が見られる。

僅か2ヶ月で、人は変われるのだ。

到達まで2年かかる子もいれば、こうして2ヶ月で習得する者も現れる。

やはり、そこには能力云々よりも、メンタリティの方が大事だと私は思う。

簡単なドリブル練習一つにしても、強くつくことや良い姿勢で取り組める子ほど上達するし、対人練習においても強気なドライブで点を取りにいく。

何より、弱腰ではないことこそ、当人を成長させている秘訣なんだと思う。

2年生が6年生に勝つこと、これは難易度が高い。
また、小学生が中学生に勝つこと、中学生が大学生に勝つことも非常に難しいことである。

ただ、これは一般論であり、本人がどう思うかは別。

相手が自分より大きな存在だとしても、勝ちに来る子はいつでも強気。

そういった観点から、2年生にはこれまで出会った子達の良いところを結集させたような存在だと感じる。

強気であるが、そこに素直さがあり、純粋なバスケ好きも伝わる。
楽しそうにバスケをした上で、実力を自分のものにでき、積み上げる力もある。

「与えられたものをこなす」よりも、
「与えられたものを自分のものにする」
この意識こそ、強者のメンタリティで、だから僅かな時間で差はうまれるのだ。

時間を生きるか、
与えられた時間でどんな生き方をするか、

前者なら、練習したことに満足するだろう。
後者なら、日々の練習に進歩があったかに焦点が当てられる。

そして強気な子ほど、後者のメンタルを持つ。



バスケと、関わった人

2024-10-27 18:35:00 | 日記
バスケは人生を楽しくするツールの一つにすぎない。
それなのに、ここ数年はまるで取り憑かれたようにバスケへの熱量が高まっている。

そのエネルギーの全ては、「誰か」によって高められている。

人のために生きることが、自分を見つめる時間を作り、自分の強さも弱さも見せてくれた。

人のため尽くすことは、良いことばかりでもない。
自分の求めていないリアクションもあり、受け入れ難い人間性の人と出会うこともある。

ただ、それを知った上でもこの先自分のためだけに生きる人生は歩めないと思う。

逆に、自分のためだけに生きる人ほど強いと思う。

「誰かのため」なんて理由があるから自分の背中を押せる訳で、1人で戦った先にあるのは1人だけの喜び。

あらためて、大切な人がいるから、人にはエネルギーがうまれる。
だから、人と関わること、人のために動くことを辞めてはいけないのだ。