ぶら旅雑記帳 2024

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青春18きっぷの旅 後編 宗谷本線の旅(2024.4.2~6)その1

2024年04月12日 | 鉄道旅

前回の最南端駅と九州一周の旅に続き、青春18きっぷを利用して宗谷本線で稚内、宗谷岬の旅をしてきた。昨年定年退職して日程が自由になったので平日ど真ん中で計画した。
今回、青春18きっぷを使った最南端駅と最北端駅の旅をしたいと思ったが、九州と北海道の間も青春18きっぷで行くことを考えた時に、若い時ならまだしも今の体力ではかなりしんどいのと1枚の切符では難しくコストも掛かることからあれこれ思案していたら、「あっあれがあるじゃないか」つまりサラリーマン時代に海外出張で溜まってほったらかしにしていた有効期限が永久の旧ノースウエスト現デルタ航空のマイレージ。調べるとスカイマークで利用可能。
さっそく出発点の福岡空港と千歳空港のスカイマーク便をマイレージ利用で往復のチケットをGET。九州一周の2週間後に飛行機で千歳にひとっ飛びで北海道入りし、札幌から旭川、そして宗谷本線の旅を楽しんできた。青春18きっぷは、九州と北海道を1枚で5回分を使ってCompleted !

1日目は札幌のアパホテル宿泊、2日目は午前中、札幌大通りを散策し、午後、札幌~旭川を14時半発の特急ライラック21号利用で青春18きっぷを温存した。
1日を活用できる旭川発稚内行きは06:03の1本なので旭川に前泊する必要があった。宿泊は駅前のY'sホテル¥4932で安くてきれい。朝早いので乗り遅れると1日パーになるのでちょっと緊張したが5時のアラームの鳴る前に目が覚めた。


列車は2両編成だが、名寄で切り離され先頭1両で稚内に向かう。知らずに1両目に乗ったが、2両目に乗っていたら気づかず置いてきぼりにされたかも。


塩狩峠で有名な塩狩駅。10年くらい前に駅の反対側にある塩狩ヒュッテYHに泊まったことがある。

智恵文駅もまだ残雪に埋もれていた。
列車の窓は2重サッシだったがそれでも隙間から冷たい風が入ってきて車内は寒かった。

 

幌延で特急列車のやり過ごし停車で外に出てみた。宗谷本線は美深から北は天塩川沿いの原生林の中を北上して行くが、そこら中に鹿の群れがいて線路上にたむろしているので
警笛と徐行運転時々急ブレーキを繰り返しながら、進んでいく。鹿は鉄分を舐めに線路に来ているらしいが、これがサッと避けないのだ。
列車の進行方向に逃げるので追いかけっこになることが度々あった。

豊富を抜けるとサロベツ原野が広がり真っ白な利尻山が見えてくる。雲が掛かっていなければ最高だったが。

 
利尻山は雲に隠れていたが、雄大な景色であった。

  約6時間の旅で稚内駅に到着。

 

はるばる来ました。宗谷本線のとりわけ美深から北はなかなかワイルドな鉄路であった。

その2につづく。


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