今週のイカロス君は、レンジング(距離と方向を測定)、薄膜太陽電池計測、RCD制御(Reflectivity Control Device=液晶デバイスによる姿勢制御)を行いました。
イカロスの横っ腹が地球に正対する向きになると、セイルのアルミ蒸着面と電波干渉してうまく通信できないそうです。ビーコン運用と言う1ビット通信みたいな方法でイカロスの状態を伝えるそうです。
セイルのテストで、セイルを広げたり、畳んで本体に巻きつけたりするのは、学生さんの人力が必要ということです。全員がJAXAに就職できるわけじゃないので、基本的な方法やコツを伝授できるようにビデオ撮影とかしているんでしょうね。
経験者には、なんでもないことが、年齢に関係なく、初心者には難しいことが世の中多すぎます。
8月20日のイカロス
太陽からの距離:1.02AU 地球からの距離: 3058万km 姿勢:太陽角29.7度 自転周期=1.5rpm(1分間に1.5回転)
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