ほぼ眠れないまま4:30に起床して朝食。
ボコボコに刺された両足で登山靴を履き、登山準備。
【8/18、針生平ルート登山口-大石橋-大朝日岳分岐-一の塔-祝瓶山-往路下山-昭島】
車を駐車場の端に寄せて5:20に登山口-445mを出発。
今日は高低差950mながら、東北のマッターホルンとも呼ばれる急峻な尾根を登ります。
川沿いを数分歩いて大石橋に向かいます。
噂の吊り橋は、一枚板でスリルがあり大きく揺れます。
対岸に渡り、分岐点を直進して沢を渡渉すると道がありません。
間違いに気付いて分岐点に戻り、5分程タイムロス。皆さん間違えているようです。
道標の矢印を確認し、赤屋根の大石沢小屋に向う。
渡渉地点の鉄板を渡ります。
施錠された廃屋のような大石沢小屋を通過して林道を進みます。
5:38に次の道標を矢印に従って右折します。
小川の渡渉がありました。
5:45に大朝日岳との分岐点を右折します。
木の根だらけの鈴振尾根に入りました。
急登の合間に緩い尾根道があり、時間が掛かりそうなコースです。
6:00に朝日連峰方面より朝日が差してきました。
木の根だらけの急坂が続き、風が無いため縞蚊が群がってきます。
一の塔の三角ピークが見えてきました。
単独の登山者が降りてきてビックリ。どこかでビバークしたようです。
背後の山並みが見えてきました。昨日同様にぼやっとした快晴です。
一の塔への急峻な登りになりました。
一気に高度を稼ぎ、一の塔の大岩が近づきました。
8:00に風が吹き付ける一の塔-1239mに到着。
快適な風に当たりながら鈴振尾根を振り返って休憩。
ここから風が吹き抜ける稜線歩きになり、次のピークはニセ山頂になります。
小ピークをいくつか越えていくと、やっと山頂が見えてきました。
東北のマッターホルンと呼ばれる三角ピークです。
最後の急登を登って8:30に300名山・祝瓶山-1417mに到着。
祝瓶山(いわいがめやま)は山形県西部に位置する標高1417mの山である。
山体は山形県長井市と小国町にまたがっており、日本三百名山の一つにも選ばれている。
祝瓶山は朝日山地の主峰・大朝日岳から南南西に伸びる山稜の上に位置している。
標高は1500mにも満たないが、岩陵が発達する極めて峻険な山容を示す。
このことから、俗に東北のマッターホルンとも呼ばれる。
山頂は全方位のパノラマが広がっていますが、昨日同様に霞んでいます。
北斜面の大玉山と背後には大朝日岳-朝日連峰方面。
東斜面は長井市側から登る桑住平ルートと木地山ダム方面。
厳しい直登ルートの雪渓は見えませんでした。
南斜面の柴倉山方面。
快適な風に吹かれながら昼食、虫がいないので草むらで20分程昼寝しました。
日曜日ながら誰も登ってこないまま、9:00に下山開始。
まもなく大玉山コルへの分岐点を通過。
一の塔から下山ルートの鈴振尾根を展望。
快適な稜線歩きに別れを告げて、無風の急峻な下りに入ります。
やっと五人パーティとすれ違い、残り二頑張りですねとご挨拶。
ケース付ペットボトルが落ちていましたので、木の枝に吊るしておきました。
乾いた木の根を踏みながら高度を下げて二組目とすれ違い。
意外に長い尾根ルートに苦戦しているようです。
お天気は続き、水場が無いため蒸し暑い下山路になりました。
緩斜面が混じってくると沢音が聞こえてきました。
10:40に大朝日岳との分岐点を通過。
後は平坦な林道歩きになります。
10:50に大石沢小屋を通過。
渡渉地点でタオルを濡らし、顔や腕を拭いてクールダウンします。
高度感とスリルのある大石橋を渡って登山終了です。
11:00に登山口駐車場に帰着。高低差950m、5.5時間、20,000歩で、
8月の蒸し暑さと縞蚊に耐えた二日間の山旅でした。
河原には釣り人、川遊び客が集まっており、岩陰で体を洗って着替えます。
11:30に新発田市経由で昭島に向かい、 谷川SAで谷川の名水を3リットル積込み。
寝不足と両足の痒みと戦いながら450kmを走行して19:00に昭島に帰着。
ペテガリ岳の笹ダニや祝瓶山の縞蚊で両腕、両足はボコボコに腫れています。
8/21から虫除けと虫刺され薬を持ってインドの世界遺産タージ・マハル観光に出掛けます。
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