貴州省・赤水丹霞地形ハイキング

4日目、中国に来て初の小雨が降るなか、ホテルをバスで出発。

朝食はチマキと蒸しパン、玉子、お粥が中心です。

　

赤水最初の観光は、生きた化石といわれるシダが生い茂る【四洞溝瀑布群】です。
入口で古い家屋の汚いトイレに寄りましたが、お婆ちゃんに５角（7円）取られました。

赤水近郊の大同鎮から4km前方に、4つの滝（小さいものを含め20箇所以上）と
生きた化石と言われる巨大なシダ、中国名サロ；和名ヘゴの木があります。

散策には約3時間要しますが、途中までグリーンカートに乗って往復しますので
時間は半分に短縮できます。

・第三の滝「飛蛙崖」
中央の赤岩がカエルの形をしています。

竹の森林に造られた遊歩道は階段が少なく、緩やかな道です。
水量は観光写真の半分以下です。

・太い竹林と第四の滝「白龍瀑」

　

第四の滝から対岸の遊歩道を歩いてカート乗り場に戻ります。

・第一の滝「水簾洞瀑」
滝の裏側は遊歩道になっていて周回できます。

　

竹細工や木彫り中心の土産屋

　

バスに乗って2010年に世界遺産に登録された【赤水丹霞地形】に移動。

蜂の巣の形をしためずらしい丹霞地形は【中国で最も美しい地形】と称されるそうです。

・入口案内板と竹林の登り道

　

赤水丹霞はチベット高原、貴州高原と四川盆地の新しい地殻運動により形成されたもので、
典型的な高原峡谷型の砂岩丹霞地形に属します。

蜂の巣形の丹霞地形は300m程の赤土崖にあり、観光写真よりはるかに小さい岩でした。

　

・昼食は赤水料理

バスに乗り重慶に戻る途中で【尭覇（ヨウハ）古鎮】の散策です。
 
ドラマの撮影でも使われている堯覇古鎮は中国での歴史文化的な有名古鎮です。

合江県の最も古い六つの鎮の一つで、
中国北宋の元豊時代には、もう四川省と貴州省との交通要道の重鎮になって、
大勢の商売人はここに集まって、沢山の商品もここに揃えられてとても栄えていました。

　

古くてつるつるしている青石で作られた小道と古い祖先の栄える居場所の遺跡と
ドラマ「大鴻米店」の撮影場所などがいろいろあります。

・映画でよく見る中庭付きの旅館跡

　

古い町並みで住人は昼からマージャン卓に集まっています。

　

中国の田舎では女性が働き、男は昼からマージャン、賭け札、お茶に昼寝です。
無料トイレは遺跡同様の古典的な造りで強烈な臭さです。

ここからさらに4時間以上かけて重慶に戻り、
ガイドさんの旅行会社の社長が経営するレストランで夕食です。

★麻婆豆腐・回鍋肉など本場の四川料理
味付けが良く一番美味しい中華料理でした。

ホテルに戻る途中の幻想的なトンネル照明。 

明日はいよいよ本命の九寨溝へ飛行機で向かいます。