こんにちは。
風がそよそよ吹くいい天気になりました。
障害者の支援費制度が出来たとき、障害者ケアマネージャーの育成にかなり力を入れたと思われる行政。
当時、私も講師としてケアマネージャーの講習会に呼ばれ、障害者が置かれている現状と、障害者が何を必要として日々を生きているのか、そういったことに耳をかた向け、障害者がより暮らしやすいマネージメントをして欲しい、と言うことを話した記憶があります。
その後、自立支援法がスタートし、この障害者ケアマネージャーの存在はどこに行ったのでしょうか?
行政は、当事者が役所に足を運ばなければ何もしない。
又、当事者が足を運んでも、担当者が知識不足であったり、障害者に対して施してやっているのだ!と言わんばかりの態度であったりと、資質にかける職員が多い。
施設であれば、相談員なり指導員なりがフォローしてくれているようだが・・・。
先月だったろうか?障害を持った幼い子が、母親が亡くなったことで、その子供たちが餓死してしまったニュースが流れた。
この子達の命を救う手立ては無かったのだろうかとつくづく思う。
個人情報保護法が有って、民生委員や町内会が動きにくい仕組みになってしまった今、やはり行政が中心となって、社会的弱者と言われる障害者の命を救う仕組みと、生きていることに価値を見出せる、そんな仕組みの行政職員による障害者ケアコーディネーターを法制度化できないものだろうか。
今日を生きるのも大変で、でもその抱えている問題をどこにも持っていけない障害者が多くいる。
だからこそ。