台風が去っての本日、八草の廃村探索です。場所が分かり辛く2度目の訪問となりました。案外市街地からは予想していたよりは近かったです。
1号線より藁科街道362号線を使います。島田方面より現地には基本行けません。静岡リハビリテーション病院より県道60号線を北上して道は1本のみ、多少道は細いです。湯ヶ島温泉を過ぎて細い道ですが車の通行は充分可能、橋の手前の道を鋭角に左に曲がります。八草の手書きの看板も丁寧にあります。多少の民家はあるので実質の生活道路にはなってますが、ここから先は人が住んでいないので道はやや覚悟して通行して下さい。お勧めはこの橋の脇に車を停めるのはお勧め、この先は歩いても可能な距離です。30分程度登坂歩くレベルです。車で進みましたが、先ず倒木で通行不可でした。自力で木を退かしましたが労力maxレベルでの作業でした。茶畑がまだありましたのでこの辺りまでは人の通行はあるようですがこの先の道からは危険ゾーン。小屋がありその先は舗装崩れもあるので夜の探索は激しくお勧め出来ません。タイヤでも落としたら確実に助からない事が予想出来ます。勿論携帯も不可、幸い崩れは1箇所ではありましたがこの先で道は終わり。空家が手前に見えてきます。
空家の1件目は比較的新しいレベル。鍵は掛かっておりますが生活臭があり勝手口からはアルミ鍋なども見える。沢も流れており気持ちの良い風が吹きますが家が新しいので廃墟的には綺麗過ぎる印象です。
2件目は蜂を飼っていたらしく巣箱が置いてあります。古民家で非常に良い感じですがここも鍵が掛かっておりますが、中に入ろうと思えば入れるレベルですが、どうも外から見る限り蜂が随分いるらしいです。特にスズメバチ・・・。何も居なければ鍵は南京錠だけなので問題無いですが昆虫相手は考え物です。外観から中を想像するだけが賢明なのではないか・・・という事で判断致しました。3件目はその下でしたが遠慮しました。その先は土砂崩れで進めません。記録では3件の空家があるようでそこがメインのようです。
廃村になったのもここ数年の範囲での話らしく人の管理は全く無い訳では無いようです。場合によっては熊も出るようです。年々状態は悪くなる事も予想されますが、物は壊さない範囲での探索は厳守したい所です。人は住んではいませんがゴミも残さない程度の配慮も必要だと感じます。皆の廃墟です。大切に守っていきたいと感じながらの撮影でした。
モデルは廃墟大好き、aZumiさん、長い道中お疲れ様でした。