小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

意外な近道

2017-07-07 21:41:47 | 散歩
今週火曜日の朝、山手線でまた遅れが発生。朝は早めに出てるけどこうした事態って復旧に何分かかるかわからない。振替輸送に移るか、そのまま待つか本当に分単位で判断しないと。
たとえ1分でも遅刻は遅刻。

早起きして早く出てるのに電車の中にじーーっといて遅刻って馬鹿らしくないか?ということで私はいつも振替輸送を選んで乗り換え乗り換えしながら来てたが、結局迂回だからね。
そうこうしてるうちに、運転再開して空いてる電車に追い抜かれていく無念さよ。

鳴くまで待とう時鳥。それしかないと今回は思った。しかし気が小さい私は待ってる間中気が気ではない。電車はじわじわと空いてきて、この車両にいる人は自分以外は皆急いでない人達なのかな(いや、そんなことないっしょ)と1分ごとに不安は募る。

ついにあと5分以内にこの電車が動いてくれないと遅刻というところで、もう待っても無駄!
と判断し振替電車に飛び乗った。目的地とはいったん逆方向に向かう内回り電車が走り出した途端
車内アナウンスで「山手線外回りが運転再開しました」
ええー!あと5分待てばよかったの?またやられたわー。またまたまたまたやられたわ。

結局あのまま乗ってたら間に合っていた。あと3分以内に動かないと遅刻のタイミングで発車したのだ。結論を言えば振替でも間に合ったが駅からずーっと走りっぱなしでまさに間一髪。

こんなことで自分の運の良しあしを一喜一憂するのもばかばかしい話である。選択肢がもっと多ければいい。と思いついた私。職場は新宿だが駅前ではない、何としてでも新宿に向かうのでなく天気がよければ他の駅から歩いて散歩とかどうだろうか。所要時間はかかっても時間は読める。これぞ精神的には近道。
気が気でない時間をエクササイズに変えられるではないか。

ということで代々木から降りて歩いてみた。意外なことに新宿から歩くのとほぼ一緒。今後は代々木で止まったら発車を待たずに歩けるな。なんでもっと早くこういうこと試さなかったのだろう。

代々木って案外何もないのだが目新しい風景というだけでもかなりのリフレッシュだ。
帰り道で職場の人にも会わないし。
スズムシもいたし。






本当に日々頭使わないとなーとしみじみ思ったのだった。




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