Je pense donc je suis

フランス駐在中に始めた写真日記を中断していましたが再開します。金沢の写真がメインになると思います。

Saint-Émilion (サンテミリオン)

2011-06-05 15:54:29 | フランス

今日はサンテミリオンの写真その1。

SaintとÉmilionは、それぞれ、サン、エミリオンと発音するけど、続けて

発音するとサンテミリオンになるんだよね。

これがかの有名なボルドーの5大シャトーのひとつのシャトーマルゴー。

シャトー見学ツアーの途中で数分、途中下車しただけで、このシャトーの

中には入らなかったよ(笑)。

 

ここが見学したサンテミリオンのシャトートロロンモンド (Chateau

Troplong Mondot)。 サンテミリオンでは10年に一度、シャトーの

格付けが見直されるみたいだけど、このシャトーは2006年に

premier grand cru classé (第一特別級)に格付けされたみたいだよ。

奥がシャトーで手前がぶどう畑。

 

土地がなだらかだったので、うまく写真を撮れなかったけど、この写真を

見たら、一面、ぶどう畑という感じがするかな。 ぶどうの木のつるは

頭の上からぶらさがっていると思っていたら、低木だったよ。

 

今年は気温が高かったので、例年よりぶどうの成長が1カ月早いみたい

だけど、小さな房がたくさんついていたよ。ただ、全部の房を残すと、

良いぶどうがとれないので、これから残す房の選別作業があるみたい

だけど、大変な作業だろうね。

 

これはシャトーの中の発酵用タンク。 収穫されたぶどうは、このタンクに

入れて発酵させるけど、このタンクはコンピュータで温度管理されていたよ。

 

発酵が終わったら、圧搾して液体成分だけ取り出して、オークの樽で

熟成させるんだよね。 高級ワインはこうやって熟成させるので、

飲んだ時にオークの木の香りがするのかな。 卵白はたんぱく質を除去

してワインを透明にするために使われるみたいだね。 それで、卵黄が

たくさん余るので、それを利用するためにボルドー名物のお菓子の

カヌレ (Canelé)が作られたみたいだね。

 

これはシャトーから眺めた風景。 ぶどう畑が目の前に広がっていて、

のどかでとてもいいところだったよ。

 

ちなみに、天気のいい日が続いても、ぶどうの木には水をやらないんだね。

乾燥に耐えると、いい実が成るみたいだよ。

 

(6月3日撮影)