季節のめぐりとともに
海辺の情景も変化していく
いま海の季節は
オフシーズンをむかえている
海の季節は終わったが
海辺には書く素材があるから不思議だ
コンスタントに海を眺めていると
変化のひとつひとつが素材になる
つぎの海の季節までに
オフシーズンの海の詩も書いておきたい
光る海や海の夕映えや
ウインドサーフィンは見ることができる
ぼくのカモメ体験は
これからがシーズンだ
オフシーズンの海の詩には
カモメの飛翔をちりばめたい
潮の匂い 波の音
突堤から眺める海の景色
海辺のひととき
めぐる時間はかぎりなく豊かだ
太陽の射しこむ方向は
海の反射がきらきらまぶしい
海が光る 波が光る
心が広々あかるくなる
ときどき海面で跳ねるのは
飛び魚の影 ぼくの夢
潮風に吹かれているだけでも
いのちの感覚がよみがえる
潮の匂い 波の音
砂浜で眺める海の景色
海辺のひととき
めぐる時間はかぎりなく豊かだ
太陽が前方にあるときには
光る海を見ることができる
光る海とのめぐりあいも
海を見る歓びのひとつだ
午後の検見川の浜では
まぶしい光る海を見ることができた
真上からの太陽のひかりが
さんさんとふりそそいでいる
広い範囲の海面がまばゆく輝いて
明るい海の情景を演出している
水平線までもとどく光る海
沖の船舶もシルエットで見える
一面の光る海の輝きのなかでは
海の突堤もシルエットで見える
ぼくも光る海のシルエットとなって
波打ち際を歩いてきた
マリンスポーツに関心をもったら
海へ行く楽しみがまたひとつふえた
たとえ休日の一時間程度でも
海辺ですごすと楽しい思い出ができる
ぼくの行く検見川の浜は
マリンスポーツのスポットだ
ウインドサーフィンなら
いつでも見ることができる
運がよければ
カイトサーフィンまで見ることができる
マリンスポーツに関心をもっと
実際のプレイを見るのが楽しくなる
大好きな海の突堤と
疾走感のすばらしいマリンスポーツ
週末は検見川の浜に行く予定なので
いまから心がはずんでいる
カモメ カモメ
カモメの飛翔はすばらしい
カモメの飛翔には
いのちの躍動がある
カモメの飛翔には
いのちの輝きがある
ウインドサーフィンも見た
カイトサーフィンも見た
光る海も見た
カモメの飛翔も見た
冬になっても
ぼくの海の季節は続いている
冬の景色のなかでは
カモメの飛翔を見るのが好きだ
近くの検見川の浜や
花見川の川岸で見るカモメの群れ
冬から春にかけての時期には
カモメの群れを見ることができる
カモメの飛翔には
軽やかな美しい魅力がある
カモメの飛翔には
清楚な優しいイメージがある
どこの場所で眺めても
カモメの飛翔はすばらしい
カモメの飛翔を眺めていると
飛翔のかたちが心にのこる
冬の景色のなかでは
カモメの飛翔を見るのが好きだ
<centr></centr>冬のなかにも春がある
さまざまな春のきざしがある
まばゆい春への憧れがある
冬の景色のなかでは
飛びかうカモメを見るのが好きだ
海辺や川岸で見るカモメの飛翔
カモメの清楚な飛翔には
優しい春のイメージがある
冬の戸外で裸木を眺める
裸木にも未来への意志がある
こぶしや桜の梢では
無数の冬芽が
春を準備している
どんなに寒い風が吹く日でも
ときどきふりそそぐ太陽の光
戸外を歩きながら
ぼくは想う
春の花 春の光を
冬のなかにも春がある
さまざまな春のきざしがある
まばゆい春への憧れがある
あこがれのこころで
ぼくは歩いてきた
ぼくが歩いていると
野を渡る風や鳥のこえからも
希望の音楽が聞こえた
点景の可憐な蝶の飛翔にも
いのちのひとときの輝きが見えた
出会いを夢み
ポエジーを求めて
ぼくは歩いてきた
ぼくが歩いていると
出会いの一つ一つが
ときには優しく語りかけてきた
いくつもの憧れの挿話や
メルヘンが生まれた
さながら旅を楽しむ気持ちで
ぼくは歩いてきた
また この新たな季節にも
ぼくは歩いていくだろう
ぼくに調和した歩調で
あかるくうたいながら
戸外の風に吹かれよう
感覚を新しくしよう
戸外の自然に親しもう
季節の変化を味わおう
一日一日に変化をつくろう
新しいものにも関心をもとう
行動ができたら
世界はチャンスに満ちている
周囲の出来事を
新鮮な眼で観察しよう
心のレンズを磨いて
鮮明な映像をとらえよう
一日一日の新鮮な体験が
生きる歓びにつながっていく
戸外の風に吹かれよう
新しい感動とめぐりあえる
太陽のさしこむ海面は
海の反射が
きらきらとまぶしい
海が光る
波が光る
心が広々と明るくなる
真冬の舗道の植え込みで
菜の花を見かけた
いっぱい咲いている菜の花には
まばゆい春のイメージがある
黄色い菜の花を眺めながら
ひととき春の気分を味わった
海を好きになると
海の詩が生まれる
空を好きになると
空の詩が生まれる
心のはたらきは
ほんとうに不思議だ
海が好きなので
ぼくの詩には海の詩が多い
空を好きになったら
空の詩も生まれるようになった
いまぼくは
カモメを好きになっている
これからは
カモメの詩も生まれるだろう
海も 空も カモメも
ぼくの詩の源泉になっている
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「フォトポエム 西尾征紀（Nishio Masanori）」は、閲覧数が135万を突破しました。
1月のフォトポエムでは、フォトポエムと遊ぼうをお届けします。
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西尾征紀 （Nishio Masanori）
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