高齢者講習を今日受けた。
6月の暑いときに、来月いかがですかと言われたけれど、涼しくなった8月末でと今日に指定したらどんぴしゃりでした。
まぁ27度だったけど。
一路✕✕教習所へ。
15分前についた。
教習所の駐車場に入れた車の中でしばし待ち、15分前ジャストに入ったら、結構一般教習生もいて、過密状態でした。
免許証とハガキと6450円を提出して、駐車証とでかい番号の書かれた札をもらった。
しばし待ち、プレハブの教室へ。12人ひと部屋だった。
まぁ全員むさい爺様ばかり。
で、動体視力と明暗順応ですが、説明の仕方がいまいちよくわからず、機械の中を覗き込んでもわからない。
わからないうちに終わった。
次にビデオを見ます。
まぁいつも蟷螂が気を付けていることばかり、それでもじっと見ます。
30分ほど見たところで実車です。
・・・まず車が小さい。
その分取り回しは楽そうです。
え・・・4人やっぱり乗せるんだ・・・
後部席に2人。
そ・し・て、先頭バッターに指名されました。
仮免教習でも普通は一回コースを見せてからという間もなく、『はい出して』と言われてベルトをカチッと差し込んでゴー。
教習場内をぐるぐるぐるぐるひたすら回ります。
信号のある交差点。
ついているのかどうかわからない赤信号。
壊れているのかと思って『い、いっていいのかなぁ』。
あ、青になった。
LED信号ではないので見にくかった。
バックや縦列駐車、段差の乗り越えなどは一切なし。
まぁ、まだ70を超えたばかり。
日常的ではないけれど、週一くらいは車を出しています。
なのでスイスイ走りました。
一時停止は必ず止まる。
横断歩道はいったん止まって左右を確認。
で、あとの2人の運転を後部席で。
最後の人は少し運転が荒っぽかったなぁ。
『あまり普段は運転しない人はその旨伝えて』って言っていた。
あの人はあまり運転に慣れてなかったのではないでしょうか。
でも信号待ちの最中に向こうから大型トレーラーが!
う〜む、実際のシーンだったらパッシングされているな。
でも窓は半開きだったので、涼しいんだから思い切り全開にしたし、マスクはN95を2枚重ね。
コロナ真っ盛りなんだから、終わったら降ろせばいいのに。
ま、今日は万を切っているようですが。
実車指導が終わったら、再びビデオです。
2時間と決まっているので、次第にお尻が痛くなってきます。
これから高齢者講習を初めて受ける人は、専用のクッションを持って行った方がいいでしょう。
膨らませる携帯型のモノがあれば便利です。
なにせ椅子が小学校の椅子並みなので、お尻に神経痛が出ちゃうかもしれません。
なお、75歳以上で微細な違反を1回でも犯したら(携帯やベルトでも)、講習と実車試験を受けねばならず、その厳しさはハンパ無いそうです。
75歳以上は運転するなっていうことでしょうか。
携帯電話の取り締まりの厳しさもずいぶん変わったようなので、一度確認しておいた方がいいでしょう。
そして大きな紙に公安委員会のハンコを押した終了証を押し頂いてオシマイです。
これで免許の更新時は視力検査のみとなりました。
蟷螂の場合は指定除外の証も戴くのでちと厄介ですが、ホント70年なんて一瞬の、瞬く間だったことを思い知らされた一日でした。
今日は高をくくって眼鏡を新調しませんでしたが、来るべき免許の更新までに、すべての眼鏡を新調しようと思いました。
白内障の手術は免許の更新の後でしょうか。
それにしてもこれだけ高齢者の免許が厳しくなった背景には、やはりペーパードライバーがたまにハンドルを握り、訳が分からなくなってスーパーやコンビニに突っ込んだりするペダルの踏み間違いがあまりに多くなったからと、寿命が伸びたことがあるからでしょう。
ちょっと前まで90歳を超えているのではないかと思える個人タクシーの運ちゃんをよく見かけましたが、最近はとんと見かけなくなりましたから。
だいぶ、余裕で済んだ感じですね。
まあ、普段から運転していればそんなものなのかも
いかに己が安全運転しているか、よくわかりました。