今日、『お父さんの命日だからクリニックへ行きがてら墓参りする!』と同居人が言いました。
月曜日だし、年末だし、インフルもコロナも猛威を振るっているし、明日でもいいんじゃないかなと思っていたけれど、一度言い出したらテコでも自説を変えない人だし、義父の命日を持ち出されたら何も言えないから黙っていました。
五黄は強情な人が多いのです。
で・・・アサイチで出て行ったのに昼過ぎても帰ってきません。
12時をだいぶ回ったときに帰ってきました。
『たいへん、保険証無くされた』と泣きべそをかいています。
わけを聞くと『2時間経っても名前を呼ばれないからおかしいと思って聞いてみたら、保険証が見当たらないって言われた』そうです。
2時間待ち・・・だいたいの見当がつきます。
おそらく発熱者も通院者もごった煮状態で狭い待合室で待たされていたのでしょう。
何回か今のかかりつけ医は遠くて混み過ぎだから、もう少し近くの医者にした方がいいと夫婦で話をし、本人もその気になっていたのですが、踏ん切りがつかないのか、医者を変えようとしません。
『いい機会だから医者を変えてみたら』
『そうだね』
と今日はやけに素直です。
いつもこういう態度をとっていればと思い、『今日は月曜日だから先週行っていれば何のこともなかったのに』というと、『だ・か・ら、私が一番イヤになっているのに、キズ口に塩を塗るようなことを言わないでよ!』と、相変わらずです。
ほぅ、洒落た?慣用句を知っているじゃないか。
そして今しがたクリニックへTELを入れると、『午前中の患者が終わっていない』と言われ、唖然としていました。
先生は博識で留学経験もあるので頼もしいのですが、スタッフが・・・
ラッシュのホーム並みのクリニックで保険証が行方不明になった上にコロフルをうつされたら泣きっ面にハチでしょう。
きっと千葉の山奥にあった墓を都会に移転したから義父が怒っている?
元気なだけが取り柄の同居人が心を病んだらどうするの?
そのクリニックでは、ガンとしてマイナ保険証を使わせません。
マイナカードを出しても『保険証、持ってますか?』というクリニックです。
12月2日から再発行をしなくなった保険証、一応蟷螂がすべてお膳立てした同居人のマイナカードの出番は意外に早そうです。
おそらく他の患者に渡し、渡された他の人も自分の保険証と思い込み、財布に入れて持ち歩き、次の診察日まで気がつかなかったら、出てこないでしょう。
男性の患者だったら流石に『子』とつけば気がつくでしょうが、もし出てこなかったら『被害届を出す』と本人は息巻いています。
家内が『もう、〇〇クリニックには行かない』と吠えました。
マイナ保険証の功罪を目の当たりにしましたね。
うろ覚えてすが..まだ保険証には、本人確認の証明証のはずです。
当市の場合は、(保険証に代わる)「資格確認書」が発行される来年の7月末までは極めて大事な書類です。
責任問題ですよ。まっ、奥方の責任なら..どうしましょう。
保険証を無効化⁉️