メキシコ湾での原油流出事故が、一向に収まらず、いまだに1500メートルの海底からの垂れ流しが止まる気配を見せない。腹が立つのは、メキシコ湾に生息する生物の保護にグリンピースやシーシェパードといった環境団体が、全く身をもって立ち上がる気配を見せないことだ。1500メートルの海底まで潜って原油の流出を止めろとは言わないが、せめてグリンピースやシーシェパードなどはメキシコ湾に行き、生態系の保護とオイルの中和に全員が無償で、体を張って環境保全に全力を尽くすべきだ。捕鯨の妨害に体を張って法を犯してまでしで体当たりをしてくる根性があるのならば、メキシコ湾の原油流出など朝飯前でできるはずだ。だが、アメリカで、ソファーに重い体をうずめ、金だけ出して体を動かそうと知んない為政者は、口先だけで何もできない偽善者は、捕鯨問題に口を出すことは、神をも恐れぬ蛮行だと言わざるを得ない。なぜなら、食物連鎖は人類が生き延びるためには欠くべかざる矛盾であり、たまたまその頂点に人類が立っただけであり、逆の結果もあったかもしれないということを偽善者は気付くべきだ。幼い牛の生肉を、口の周りを血だらけにして食べながら、捕鯨を非難するなどもっての外だ。
最新の画像[もっと見る]