ー独り言ー    「gooブログ」

気の向いたときに・・

感染症 耐性菌を防ぐ 

2012年12月28日 12時53分48秒 | 独り言
 「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌」=(MRSA)が 名古屋大病院で 2012年

11月下旬 「新生児集中治療室にて」 猛威を振るった。

対策チームにより「医療従事者の手指の消毒」「医療器具の消毒」を徹底したが

保菌者の増加を抑えられなかった。

「黄色ブドウ球菌は」人の鼻の穴や皮膚などに生息する常在菌だ。

MRSAは抗菌薬「メチシリン」が効かない。

厚生労働省の「院内感染対策サーベランス」によると、11年に耐性菌が確認された

1万9000人のうち、MRSAが9割を占める。

「複数の抗菌剤が効かない多剤耐性菌もある。」国内で使用できない薬剤もあり治療選択は

更に限られる。「耐性菌は院内感染のみならず 「肺炎球菌やインフルエンザ菌など」

「子供の感染症の主原因となる細菌にも 耐性菌が広がっている」

「耐性菌は抗菌剤から生き延びるために変異したもの。」

「耐性菌を抑えるには、」「原因となる細菌に対応した抗菌薬」を「十分な投与し」

「速やかに死滅させること」だが「ウイルスの病気への不適切な処方や」「不十分な投与量」

「患者の自己判断による服用の中止」も「耐性菌の発生を助長した」

しかし新しい抗菌剤の開発は伸び悩む。

「抗菌剤は、必要か的確に診断し、適切に使うことが大切」と「川崎医大の小児科教授」


「尾内一信さんのお話です」