今朝の悲しいニュース ---「どくとるマンボウ」北杜夫さん死去。
北杜夫さんのことは勉強不足で何も知識がありませんが…。懐かしい思い出があります。
確か小学校4年生の時…今からもう〇〇年前…(早いなあ…)、進級する時にクラス替えがあり、3年間毎日共に過ごした担任の先生とクラスメイトとお別れすることになった。その時に、担任の先生がクラス全員に、北杜夫さんの「船乗りクプクプの冒険」という小説文庫本をプレゼントしてくれたんです。
その時はあまり読書好きの子供ではなかった私は、はじめて手にする小さな文字の文庫本で、なんだかちょっぴりおとなになった気分…、あまりよく覚えていないのではっきりとは表現出来ないですが、とにかく大変嬉しかった思い出があります。
実はその担任の先生…、私が中学生の時にお亡くなりになられた。小学生の私にとってはちょっぴりこわい先生でしたが、今思うとまだまだお若い女性の先生で、今の私は先生の年齢を追い越してしまった(と思う)、はっきりとは存じませんがまだ30歳そこそこの若い先生だった、藤島先生…。
たくさんの大切な小学校の思い出藤島先生と北杜夫さんと「船乗りクプクプの冒険」…。なんかとっても寂しい…。深くご冥福をお祈りしたいと思います。
お2人を偲んで、「船乗りクプクプの冒険」、改めて読んでみたくなった…。生涯忘れられない1冊です。