今日は、なんかふと、エーゲ海の島"サントリーニ島"の動物たちを思い出したので。。。
ギリシャはアテネと、サントリーニ島に行きましたが、自由にぶらぶらしているネコや犬(それも大型犬)と何度も出逢います。ふつうに街中にどこでもいます(犬が苦手な人はちょっと怖いかも)
彼らは誰かに飼われているわけではありません、野良ちゃんらしいんですが、とてものんびりしていてこちらが知らん顔していれば向こうも知らん顔で、おとなしいし、人間の邪魔なんてしません。住人たちも全然気にしていない様子。お互いに放置Play。
こんなポジションに・・・・!?! エーゲ海をひとりじめ、って感じでしょうか。おとなしくの~んびりくつろいでいます。
この後、私が近寄って隣に行き一緒に写真を撮らせてもらったんですが、この優雅なわんちゃんはカメラ目線で写真を撮らせてくれました(^_^)
ちょっと逃げられちゃいましたが、青い空とねこちゃん。
原っぱにはなんとカメが。
レストランの椅子をふつうに占領するねこちゃん。
わたしも、ねこになってサントリーニ島に住みたい。。。
日本でも、私が子供だった頃にはまだ野良犬をときどき見かけたりしましたよ、でも今はほとんど見ませんね。
かわいそうなことに、もしいたとしても、保健所に連れて行かれちゃいます…。日本のような先進国では、野良犬を放置しておくことはまずあり得ないことでしょう。
アテネって保健所ないの?と少し疑問だったんですが、ある日、大好きな番組、NHK「世界ふれあい街歩き・アテネ編」を見ていたところ、現地の人が話しているのを見たんですが、かれらが何かしない限りは誰も保健所に通報したりしないそう。
実は野良犬や猫たちは保健所で一旦保護し、予防注射を打った上で、街に戻しているとのこと、市が管理しているそうです。へー、そうなんだぁー。
その番組の中で、ある子供用品を売っているショップのドアの真ん前のマットの上に、ドッデーンとおおきなわんちゃんが寝ていました。
その時、お店に入ろうとしているベビーカーを引いたお母さんがやってきて、、、その犬を見てはて、これじゃベビーカーを引いて入れません、どうしたらいいのか?ほほ笑みを浮かべて困っていました。そのわんちゃんが大きくて、入口からショップの中に容易に入ることができないんです。
『どうするのかな??』と思いながら見ていたんですが、そのお母さん、まずひとりだけ、ベビーカーと赤ちゃんを入口においてなかに入って、そして店員さんを呼んでふたりで外に出てきました。
そしてふたりで、ベビーカーを持ち上げて、その犬をよけながらおこさないようにして中に入ったんです。とても微笑ましい光景でした。犬や猫も、人間も、お互いに尊重し合っているような印象を受けました。
日本ではあり得ないでしょうね。ギリシャ人の国民性からうかがえる(おおらか)ギリシャならではの光景だとおもいます。
賛否あるとは思いますが、私はそんなのんびりしたギリシャがとても好きになりました。