今日は仁川の阪神競馬場で第46回宝塚記念が行われました。
勝ち馬は4歳牝馬のスイープトウショウ。
牝馬の優勝は1966年(昭和41年)の第7回のエイトクラウン以来2頭目。39年ぶりです。
スイープトウショウらしい目を見張る追い込みで並みいる牡馬を蹴散らしての優勝。
正直いって、つい最近までスイープトウショウには注目していませんでした。
気性難、ゲート難、おまけに展開に左右されやすい追い込み馬。
それが前走の安田記念で見せた鬼脚。
あの東京府中の長い坂を駆け上がってきた末脚はとても牝馬には見えませんでした。
すごい馬だ。
ん?ブルードメサイアー(母の父)にダンシングブレーヴだって?
あのダンシングブレーヴ・・・・
1980年代の欧州で最強馬といわれたダンシングブレーヴ。
そうだったのか、スイープの脚はダンシングブレーヴの血を受け継いでいたんだ。
名馬ダンシングブレーヴは種牡馬になってから間もなく病気にかかり、種牡馬としての生命も危うくなる。
その名馬を日本中央競馬会が格安といわれた8億円台で入手。ヨーロッパを駆け抜けた名馬は競馬後進国の極東の地へと旅立った。
しかし残してきた仔供達がその後活躍しだし、欧州の人々は地団駄を踏んだという。
欧州の顔ともいうべき名馬をどうして日本なんかに売ったんだと。
日本ではキョウエイマーチ、キングヘイロー、エリモシック、テイエムオーシャンといったG1馬を出していますが、その中でダンシングブレーヴの持ち味である矢のような追い込みを見せたのは牝馬のエリモシックだったでしょうか。
ダンシングブレーヴは1999年に16年の生涯を閉じました。
この名馬の行く末に欧州も日本も注目していた割には寂しい最後に私は感じました。
しかしです。その血は今日の勝ち馬、孫のスイープトウショウにきっちり受け継がれていたのです。
スイープの姿にブレーヴを見ました。
私は今日、久々に競馬で涙しました。これからも名馬ダンシングブレーヴの血は残っていくに違いないと。
最後にダンシングブレーヴは、孫のスイープとは違っておとなしい人なつこい馬だったと亡くなった当時の新聞に載っていました。ダンシングブレーヴを日本語訳すれば「勇者の舞い」でしょうか。
勝ち馬は4歳牝馬のスイープトウショウ。
牝馬の優勝は1966年(昭和41年)の第7回のエイトクラウン以来2頭目。39年ぶりです。
スイープトウショウらしい目を見張る追い込みで並みいる牡馬を蹴散らしての優勝。
正直いって、つい最近までスイープトウショウには注目していませんでした。
気性難、ゲート難、おまけに展開に左右されやすい追い込み馬。
それが前走の安田記念で見せた鬼脚。
あの東京府中の長い坂を駆け上がってきた末脚はとても牝馬には見えませんでした。
すごい馬だ。
ん?ブルードメサイアー(母の父)にダンシングブレーヴだって?
あのダンシングブレーヴ・・・・
1980年代の欧州で最強馬といわれたダンシングブレーヴ。
そうだったのか、スイープの脚はダンシングブレーヴの血を受け継いでいたんだ。
名馬ダンシングブレーヴは種牡馬になってから間もなく病気にかかり、種牡馬としての生命も危うくなる。
その名馬を日本中央競馬会が格安といわれた8億円台で入手。ヨーロッパを駆け抜けた名馬は競馬後進国の極東の地へと旅立った。
しかし残してきた仔供達がその後活躍しだし、欧州の人々は地団駄を踏んだという。
欧州の顔ともいうべき名馬をどうして日本なんかに売ったんだと。
日本ではキョウエイマーチ、キングヘイロー、エリモシック、テイエムオーシャンといったG1馬を出していますが、その中でダンシングブレーヴの持ち味である矢のような追い込みを見せたのは牝馬のエリモシックだったでしょうか。
ダンシングブレーヴは1999年に16年の生涯を閉じました。
この名馬の行く末に欧州も日本も注目していた割には寂しい最後に私は感じました。
しかしです。その血は今日の勝ち馬、孫のスイープトウショウにきっちり受け継がれていたのです。
スイープの姿にブレーヴを見ました。
私は今日、久々に競馬で涙しました。これからも名馬ダンシングブレーヴの血は残っていくに違いないと。
最後にダンシングブレーヴは、孫のスイープとは違っておとなしい人なつこい馬だったと亡くなった当時の新聞に載っていました。ダンシングブレーヴを日本語訳すれば「勇者の舞い」でしょうか。
さっきJRAインタラクティブで
見てきました。
いやー、スイープトウショウ強かったですね!
実は昨日の夜に、夫と宝塚の予想ごっこをして
「スイープは気になるけど、牝馬はグランプリでは勝てないよ」なんて話をしたばかりだったんです。
でもあの勝ち方!身震いするほど強い勝ち方でしたよね。そうか~、彼女にはダンシングブレーヴの血が入っていたんですね~。
秋も楽しみですね~。
アガサ・クリィスティの方がまだ良いです!
スーファミの「ダビスタ」にはまったせいかな?
居並ぶ牡馬を後ろからぐいぐい追い抜いて勝ったのですね。
その馬のルーツがまたドラマで・・・・
競馬の勝ち負けよりそういう因縁話の方が数倍面白い。こっちからはいって競馬ファンって方も多いんじゃないかな。
>綾小路ちゃん
そうそう、牝馬じゃ無理という評価が11番人気だったんだよね。
私も正直、勝つとは思わなかった実は。2、3着はあると思っていたけど。
胸がすくような直線一気の脚。もうしびれた~
でも一部ではまだ先行馬総崩れの展開に助けられたとの声も。
ダンシングブレーヴの仔供は牡馬より牝馬にその血がより受け継がれているんじゃないかと思いました。血統のことは詳しくは分からないけど。
>glimiさん
競馬は人間のエゴが作り出したギャンブルスポーツかもしれません。
でもこれに嵌るともう抜け出せないんです。中毒ですね
そういえば、アガサの本には競走馬が一度も出てこないような。
アガサも競馬は好きではなかったのかも。
>スイポテさん
私は馬券ベタなので、ついついロマンに走っては自分を慰めています。
馬へのロマンは人間が勝手に作り出した勝手な夢なんでしょうけど、競馬には馬と騎手への思い入れが交差して、これがまた面白いんです。
今の若い競馬ファンは、ダビスタに嵌って血統から入るタイプと、私のように馬にロマンを求めるタイプがあります。どちらも余り馬券上手とはいえないかも。
でも競馬はギャンブルだけじゃないというファンも結構います。
だから好きな馬が勝つと馬券は外しても心から祝福できるのです。
スイポテさんも秋のG1から競馬を始めてみない。百円から買えるし(オイオイ)
ところで、あまもりさんにお願いがあります。
私のブログにMusicalBatonというバトンが廻ってきていまして、お時間があるようでしたらあまもりさんにもバトンをお渡ししようかと思います。
ご迷惑でしたら、もちろんスルーしていただいてOKですので…。
2005年当時お馬さんの話をさせてもらったことを思い出しました。
このブログの中にスイープのことが書いてあったのを偶然見つけ懐かしく思い出しました。
僕もあれ以降生活も変わり、パソコンの前に座ることも少なくなり、おんまさんも以前ほど入れ込まなくなりました。
また機会がありましたら、コメントさせてもらいます。
よろしくお願いします。
でもこのブログの写真と植物、野鳥の説明、すばらしの一言です。
僕も写真を始めたのですが、人に見せるほどいいものが取れません。
あまもりさんの多才、多芸は改めて感心させてもらいます。
風邪をほとんどひかない私は体は元気なんですが、最近ちょっとブログに力が入らなくなってきています。歳でしょうか(笑)
お馬さんのほうは去年の初めごろから休憩に入っています。もうこのまま競馬とは縁が切れそうな感じですが、競走馬への思い出は深く心に残っています。
このスイープトウショウはmin100さんが大好きだったので注目したお馬さんでしたが、もっと早くからマークすべきお馬さんだったと自分の馬の見る目の無さに後悔したものでした。
過去記事も読んでくださったのですね。
写真はまだまだヘタクソで人にお見せできるようなものではないです。小鳥が写せた、花を撮ったよと嬉しがっているだけですよん。
写真を始められたのならmin100さんもブログを開設しませんか?
あの頃からのお付き合いはスイポテさんだけになりましたが、min100さんとまたお話ができるならこれほど嬉しいことはありません。よろしくです。