あまもりのなんやかんや

しがらみから離れてたまには身近な自然と親しみたい

隙間道のフウ

2012年03月05日 | 大阪の町


↑淀川堤防横の長さ200メートルもない並木道
並木道というのは間違いかも・・・
写真の左側の塀は淀川に面した公園で、右側は車道。
公園を造ったついでに車道との間に街路樹を植えてみた。
ちょっと隙間が空いたけど、歩道にするほどの幅もない。
え~い、このまま放っておこう。
何だかそんな感じの隙間道(すきまみち)
2月の半ば頃までこの隙間は枯れ葉で埋まっていた。
人が歩いているのを今まで一度も見たことがない。
私とソフトだけの散歩道。
私は勝手に小さな林と呼んだ。


↑隙間道の一方の入り口にある背高のっぽのフウ
太いフウが2本並んで立ち、その後側に細っこいフウが2本。計4本ある。


↑果実がいっぱいついている


↑ひとつひとつの実はこんな感じ
形は栗のいがぐりにに似ているけれど、
大きさはピンポン玉よりも少し小さいぐらいの可愛い実。


↑フウの落ち葉が少し残っていた
紅葉の季節はとても綺麗だとか。去年は見損ねたけど今年の秋が楽しみ~。

写真は全て3月4日(日)朝7時頃に撮ったもの。
淀川名物(?)のヒバリは2月の半ば頃から毎朝元気にさえずっているが
この日(4日)の朝、今年初めてウグイスのさえずりを聞いた。
まだ発声練習中といった感じの「ケキョケキョ・・・ホ、ケキョ」。
3月も半ばになるときれいなさえずりが聞こえるに違いない。
フウの写真を撮った朝はまだ天気が良かったのに昼前から雨になり、
今日(3/5)になってもまだ降り続いている。

ヒバリ、ウグイス、長雨、もう春も間近。

ところで、このフウの木、最初名前は知らなかった。
でも先日ポージィさんちのブログ「楓(フウ)たち」を見て正体が判明。
(勝手にリンク貼りました。ごめんなさい

そうかぁ、あんたはフウだったのかと。
すっきりさわやか。
ポージィさん、ほんまおおきにです。
林と呼んだ隙間道のフウをUPさせてもらいました。

フウ(楓)
ユキノシタ目フウ科(クロンキスト体系ではマンサク科)フウ属の落葉高木。
学名: Liquidambar formosana)
英名:Formosa Sweetgum、Formosan gum、Chinese Sweetgum
原産地:台湾、中国南部。日本には江戸時代中期、享保年間に渡来した。
別名:サンカクバフウ(三角葉楓)、タイワンフウ(台湾楓)、イガカエデ(伊賀楓)、
    カモカエデ(賀茂楓)。古名、オカツラ(男桂)。

フウの漢字は「楓」ですが、「楓」と書いて「カエデ」と呼ぶ木とは全く別物。
カエデはモミジとも言い果実はプロペラのような羽がついている翼果(よくか)
これは2007年9月に大阪市立長居植物園で写したトウカエデの果実

以上、知った風に書いてますが、検索サイトからの受け売りです。

ウィキペディア(Wikipedia)にはカエデのことが以下のように書かれています。
(「人間とのかかわり」から一部引用)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%87
カエデの名称の由来は、葉がカエルの手に似ていることから「カエルデ」と呼ばれ、それが転訛したものとされている。
漢字「楓」は、本来は本種ではなくマンサク科のフウを指す。訓読みで「かえで」と読むのは葉の形が似ていることによる慣用であるが、カエデは葉が対生、フウは互生であり、植物学的には異なる植物である。 かつてはカエデ科の木には「槭」が用いられていたが、この字は常用漢字に含まれず、替わって「楓」が充てられることが多くなった。

 

コメント (16)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 猫と犬の近況 | トップ | 桃とすみれ »
最新の画像もっと見る

16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あまもりさん、こんばんは (polo181)
2012-03-05 17:25:51
カエデではなくて、フウなのですね、楓って。
このことを、ポージィさんところで知ったときは、少々驚きました。もっともフウはまだ見たことがないから、”認知”したわけではありませんが。
貴女の写真にも出てくるイガイガが目印になるから、時々里山でそれとなく見ているいるけれど、まだ発見しておりません。
そんな、誰も通らない散歩道は危険じゃありませんか。猛犬でも連れていれば別だけれどねぇ。ご用心、ご用心。
返信する
polo181さんへ (あまもり)
2012-03-05 17:46:18
poloさん、UP早々にありがとうございます。
私もカエデとフウの違いをポージィさんのところで知りました。
植物名は漢字で書くと解りやすいと今まで思っていましたが、このフウとカエデに関しては漢字が同じなので間違える元ですよね。漢字が一緒だと同じ物かと思ってしまいます。
フウは街路樹に植えられる率が高いらしいです。ネット検索によると。自然の雑木林には少ないのでしょうか。はっきりしませんが。

誰も通らない散歩道。確かに不用心かもしれません。枯れ葉で埋まっていた頃は枯れ葉の下に死体があったりして! なんてちょっとは思っていました。
ソフトは猛犬ではないです。絶対に(確信)
そんなに長い距離ではないので恐い思いはないのですが、用心に越したことはないですね。気をつけます。
返信する
こんばんは (花ぐるま)
2012-03-05 18:53:59
おひさです~こんばんは
楓の木は私の町にたくさん植わっていて、秋になると紅葉がとても美しく、私も毎年この木が好きで撮っています

この可愛い実はプラタナスの実とよく似ていますね
私は楓の実を見るのは初めてです
割った詩の町にあるのはモミジバフウとかアメリカフウとか言っていますが、本当に眼のさめえるような紅葉とf徐々に高揚していく姿がとても美しくて大好きな木です

この狭い道は隙間道~ソフトちゃんとの散歩道~♪♪♪
あまもりさんの調べが聞こえます
セピアちゃんはお留守番ですニャー

鶯の声を聞かれたとか、こちらではまだですが~そろそろでしょうね
明日は暖かくなるそうで期待しています
あまもりさんに準備していただいた春はもう明日から!!
こちらは今年は寒さが続いてやっと紅梅がきれいに咲いている程度です
梅が咲き、モモが咲き、次は桜の番、
今年の桜はどうでしょうね~待ち遠しいですね

フウの花はどのような花が咲くのか知りません。今度は見てきます
あまもりさんも伝えてくださいね
ソフトちゃんと一緒に!!おおきに~
返信する
花ぐるまさんへ (あまもり)
2012-03-06 11:28:09
花ぐるまさんのご近所にフウがたくさん植栽されてるんですね。
お話によると北アメリカ産のモミジバフウのようですね。
隙間道にあるフウはタイワンフウともいうので、産地は台湾、中国本土。アジア出身ですね。
そうそうプラタナスの実とよく似てますよね。
阪急神戸線、じゃなかった三宮を過ぎているからもう山陽電車だった。
その山陽電車の「月見山」駅から海に向かっている両脇の道を「鈴掛の道」と言って須磨の水族館近くの公園まで続いています(花ぐるまさんならご存知かもしれない)。そうプラタナスの並木道ですよね。須磨の水族館には以前よく行ったので、プラタナスの実、よく見てました。フウの実よりトゲトゲしてなかったと思いますが、このフウの木を見た時、そのプラタナスかと思ったものでした。でも何となく木の姿が違ったので長い間 Who are you? でした。
フウの花はアジア産もアメリカ産もかなり地味なようですけど、秋の紅葉の前に春になったらこの目で確かめたいと思っています。
セピアも散歩に行けたらなぁと思いますけど、怖がって外へは一歩もでましぇ~ん。

そうです。3月4日の朝、今年初のウグイスの鳴き声を聞きました。
これは毎日淀川べりを歩くのでわかったこと。ソフトに感謝です。
返信する
あまもりさん、こんにちは (ポージィ)
2012-03-06 18:08:40
リンクしていただいて恐縮です。 ありがとうございます(^^)
 
わーい、ほんとだ!これはフウの実ですね。三裂の葉っぱも落ちていたんですね。
ソフトちゃんとお散歩するようになったからこその発見でしょうか。
細長いけれど林ですね♪ ちょっとした憩いの場所。のびのびと育たせてもらえてますね。
このフウの木たちの四季折々の姿が目に浮かびます。
うちのすぐ近くにはモミジバフウの並木があるんですが、強剪定やら
夏場の毛虫発生やらで傷めつけられています。去年は台風でも。
それでも秋には綺麗な紅葉を見せてくれることがありますよ~
あまもりさんとソフトちゃんの林も、きっと綺麗な紅葉を見せてくれますね。
返信する
春が来た!! (高花六無斎)
2012-03-06 21:23:46
あまもりさん こんばんわ!
厳寒の続いた今冬もそろそろお別れが近づいてきましたね。大阪は春一番になったのではないでか。
あまもりさんの”大阪便り”を楽しみにしていました。淀川沿いの木々、草花もそろそろお目覚めのようですね。
淀川沿いの隙間道(すきまみち)はあまもりさんとソフトちゃんが語り合い?ながら歩く小道なのですね。
”楓(風)の木”はわが町の公園にも植えられていたので存在は知っていました。しかし、美しい黄葉は見ていましたが、木の実を見たことがありませんでしたね。イガイガの実は栗を思わせ、また、プラタナス(篠懸)とそっくりですね。
もう鶯の声を聞いたのですか。やはり大阪はこちらに比べて暖かいのですよ。我が家のすぐ近くに森があり、そこから例年なら今頃鶯の声がするのですが、今年はまだ寝ているようです。

これからも季節の様子をお知らせください。楽しみにしています。
返信する
この葉は独特 (serena)
2012-03-06 23:30:55
葉っぱに見覚えがあって、でも、何処で見たのか、名前も良く聞いていたのだけれど(英語)。
ネーチャークラブの遠足で、スィートガム、と教えられた記憶が蘇りました。日本名はフゥと言うのはしりませんでしたけど。ありがとう。
返信する
ポージィさんへ (あまもり)
2012-03-07 12:44:56
ポージィさんのおかげで毎日見ていたイガイガ坊主の名前が判明。
今はもうこの林を通るのが楽しみで楽しみで。
そうそう背高のっぽのフウは林道の真ん中あたりにも3本有りました。
細っこい赤ちゃんフウを除いて全部で5本でした。
フウ以外はほとんど常緑樹(木の名前は苦手)なのでこの道の秋の紅葉の主役はフウですね。
そう、ソフトが来たおかげで見つけたフウです。
以前から淀川沿いはよく自転車で走ってたけど、毎日ではなく、河川敷や堤防からそれることもなかったし。
毎朝ソフトと一緒に歩いていると、今日はこの道を行ってみよか、あそこの道はどうなってんのかなぁ、と時々コースをずらして変化を楽しんでます。
ここのフウはほったらかし?でもないんでしょうけど、剪定しているふうにも見えない・・・落ち葉も所々で山と積んで何ヶ月もそのままだったし。
人目がつかない場所だけに伸び伸びと育ってるのかもしれない。
返信する
高花六無斎さんへ (あまもり)
2012-03-07 12:45:22
高花六無斎さんへ
春一番はまだ吹いていませんが、もうそろそろかもしれませんね。
今週は暖かい日が続いています。
植物は季節を確実に感じ取っていますね。
河原の草むらや路傍にホトケノザがニョキニョキ顔出しています。花はまだですが。
これからどんどん春の野草たちが出てくると思うとワクワクしてきます。
フウが紅葉している間はこの隙間道に気づかず、落ち葉が山となっている季節に初めてこの木に気づいたのです。見あげるとイガイガ坊主が鈴なり。毎日見あげながら歩いていたので名前がわかった時は嬉しかったですね。
六無斎さんが書かれた「篠懸」。
ネット検索しましたら、
【漢字としては「鈴懸」が一般的だが、山伏が着る 「篠懸」についている房に似ていることから】
名付けられたとありましたので正しくは「篠懸」なんですね。
勉強になりました。ありがとうございます。
返信する
serenaさんへ (あまもり)
2012-03-07 12:45:49
serenaさんからお礼を言われた。
嬉しい、嬉しい、最高
今回紹介したこのフウは台湾あるいは中国南部産ですが、北アメリカ産のフウもあり、これは日本名で「モミジバフウ(紅葉葉楓)」。英名でAmerican Sweetgum。
日本名の由来は、葉っぱが5列し、モミジの葉っぱに似ているところから名付けられた、らしいです。
今現在の日本にある街路樹では、台湾産のフウより、北アメリカ産のモミジバフウのほうが多いと聞いています。
serenaさんがネーチャークラブでご覧になった葉っぱが3列したフウならカナダでも台湾産のフウが元気に育っているということですね。何だか嬉しい。
返信する
隙間道 (sakura)
2012-03-08 16:23:51
あまもりさん ご無沙汰です。
今日隙間道を拝見して我が家が住んでいる
家の前のケヤキ並木とそっくりでビックリ…
我が家の前は歩道なので道幅は広いですが、、私はケヤキ並木道が好きで紅葉した時
よく写しています。こういう道 好きです。
フウと言う樹ですか、、面白い名前。
はて?私もこの葉っぱ、イガイガ坊主どこかで見た事がありますね。??
淀川堤防横の長さ200メートルの並木道?
もっと長い様に見えますね。素敵な感じの道ですね。歩けないのかな~?

返信する
sakuraさんへ (あまもり)
2012-03-08 17:40:41
歩けます。一人半ぐらいなら(笑)
犬を連れて歩くのにちょうどいい隙間です。
ただし・・・
一番上の写真に見える隙間道の奥の出口は人ひとりも通れなくなります。
(カニのように横歩きしたら通れますが
出口には公園の塀に続く低い段があり、その段に上らないと出られません。
ようするに人が歩くようには造られていないってことですね。
私は変わり者なのか、こんな隙間があれば歩いてみたくなるんです。
きっとsakuraさんもそうに違いないと決めつけました。
だって、ケヤキ並木が好きなsakuraさんですもの。
返信する
楓とフウ (ヤマト)
2012-03-09 15:06:23
楓は知っていますよ!
フウと言うのは初めて聞きました。
大きな木ですね、楓はこんな直立不動の大木ではないですよね。
木を取ったらフウ、此方の方が大木とは?
でも凄い秘密の散歩道、帽子でもかぶっていないと怖い気がします。
でも秋は落ち葉の中をサクサク歩く、気持ち良いでしょうね!
ソフトちゃんはきっと好きでしょう?
ヤマトは凄く枯葉の中が好きです!
今度ウォーキング中、注意しながら見てみます!

返信する
ヤマトさんへ (あまもり)
2012-03-11 16:07:19
楓から木を取ったら風(フウ)・・・
ヤマトさん、うんまい!
これからフウは木ヘンを取って風と書こうか、
そしてカエデを木風と書こうか・・・
って、そんな勝手なことしたら返ってややこしいがな。
帽子はかぶっています。耳まで覆えるものです。寒いので。
ソフトが好きなのかどうかはわかりましぇん。
枯れ葉が山と積んであった頃、枯れ葉の山をよけて歩いてました。
用心深いのか恐がりなのかは定かではありましぇぬが。
この隙間道は短いです。右向いて左向いたら過ぎてしまいそうなくらいで。
ヤマトくんとの散歩道にあるといいですが、
街路樹として植栽されているほうが多いみたいですから、
自然がいっぱいの散歩道にはないかもしれませんね。
返信する
そろそろ・・・。 (glimi)
2012-03-27 08:59:57
 今年はサクラ遅いですね!そろそろ桜のたよりが聞けるかとやって来ましたが!
返信する
glimiさんへ (あまもり)
2012-03-27 12:35:20
glimiさん、こんにちは。
せっかく来ていただいたのに期待に添えなくて
近所の桜の蕾は(蕾というより芽ですね)まだまだ固いです。開花は4月に入ってからになりそうで今年は遅いですね。
でも遅いというより、今年は平年並みに戻ったというべきでしょうか。学校の入学式あたりが満開だったんですから。
満開の桜、久々に撮りたいと思っています。うまくいったらUPしますね。
返信する

コメントを投稿

大阪の町」カテゴリの最新記事