あまもりのなんやかんや

しがらみから離れてたまには身近な自然と親しみたい

暑いですね~

2008年07月25日 | 身近な自然
毎日あぢ~ですね。
7月の平均気温は東京と大阪に限っていえば去年より確実に2度上がっています。
今年の7月は去年より暑いようですよ。温暖化は止まらない・・・。

◆以下の画像は全てマウスオンの2枚組です◆
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↑神崎川の川岸の水草の葉陰にいたカナブン(7/25 午前9時頃)
(1)葉の裏にぶら下がって直射日光を避けている (でも半分ほど日が当たってるけど・・・)
(2)前足の2本だけでぶら下がっているんだ (器用だね)

私はカナブンとかブンブンなどと呼んでいますが、正式な名前は知りません。
検索したところでは「アオドウガネ」に一番似ている?かなと。

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↑ナガエツルノゲイトウ(長柄蔓 ノゲイトウ)〈ヒユ科・水生植物〉(7/25 神崎川)
(1)水辺に群生するナガエツルノゲイトウ (去年より一段と増えている!)
(2)ナガエツルノゲイトウの花は真っ白 (開いた花は可愛いんだけど・・・)

朝出勤前に神崎川の河原に行ったのはツユクサを見るため。
しかし去年群生していた場所はナガエツルノゲイトウだらけ・・・ツユクサはいずこ?

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↑ようやく見つけたツユクサ〈ツユクサ科〉(7/25 神崎川)
(1)ナガエ軍団の隙間に咲く青い花を発見 (せま苦しそう)
(2)今年初めて見るツユクサの花 (花はもうとっくに咲いていたはず)

私の近所でツユクサが見られるのはこの神崎川の川辺だけです。
ここのツユクサは川の中から生えている。ちょっと変わり者らしい。

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↑ミズヒマワリ〈キク科・水生植物〉(7/25 神崎川)
(1)ナガエツルノゲイトウに囲まれるミズヒマワリ (繁殖力の差だな)
(2)花の形は違うけれどナガエと同じ白い花 (どこがヒマワリ?とまた思ってしまった)

ミズヒマワリのほうがナガエツルノゲイトウより先に神崎川に登場したんですが、
今は勢力範囲が逆転しナガエ軍団が大きな顔ではびこっている。

ナガエツルノゲイトウもミズヒマワリも「特定外来生物」に指定されている水草です。
夏の終わり頃から晩秋まで淀川や神崎川の岸辺を覆い尽くすウォーターレタス(ボタンウキクサ)と共に特定外来生物に指定されている代表的なこの3種が、他の日本古来からの水草を絶滅寸前までに追いやっています。この外来種が増えた原因は、熱帯魚等の水槽に入れていた水草が川に流れ込んだためです。水槽から解き放たれたこの水草たちは今大きな顔して淀川や神崎川に君臨している。
熱帯魚を育て観賞するのはとても楽しいし夏には涼も感じます。
でも水槽の中の水草を決して下水に流さないでください。お願いします。


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↑ヤブカンゾウ(藪萱草)〈ユリ科〉(7/20 淀川右岸堤防にて)
(1)ヘラオオバコ林から顔出すヤブカンゾウ (強い日差しを浴びて生き生き。夏好き?)
(2)花は八重です (暑い時期に見るとちょっと暑苦しいけど・・・)

通勤でいつも通る淀川の堤防沿い。7月の半ば頃に目立ちだしたオレンジ色の花。
八重のヤブカンゾウでした。暑苦しいけど彩りを添える花です。

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↑おまけのハイビスカス(レッドフラミンゴ)(7/20 仕事場にて)
(1)毎年お馴染みのハイビスカスのレッドフラミンゴ (上のヤブカンゾウより暑苦しいか)
(2)下向きに咲くので (フラミンゴに見えない?かなぁ)

仕事場にきて7年目のハイビスカス。今年は今までで最も早く7/13に咲きました。
今年は花付きが良くて毎日いくつか咲いてくれます。職場のアイドルです(笑)
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24 コメント

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また会えた (花ぐるま)
2008-07-25 20:17:19
火の鳥に~
わたしの大好きな”火の鳥”が健在ですね。
やっぱりきれい~
レッドフラミンゴという立派な名前が付いてるのにわたしは炎のような鳥にしてしまった。

ミズヒマワリとは水辺に咲くんですね。
綺麗な花。山にあるカラマツソウにも似ているなあと思いながら。
この辺りはあまり水辺が無いので探せない???
そういえばツユクサも数が減ってきているみたい。
わたしの庭にはいつも生えてきて、ちょっと目を放した隙にどんどん触手を伸ばすので見つけ次第抜いてはいるものの、
その辺りの空き地にもあまりみなくなったようで。

藪カンゾウも家に植えるとどんどん増えていくのでとうとう家のは全部抜いてしまったんです。
ごめんなさい。あまもりさんの大切な花を全部つまんだみたい。
ナガエツルノゲイトウもとても綺麗な花。
昨年よりどんどん増えている??
毎年生えてくる草花も違ってくるんですね。

カナブンも直射日光を避けているんですか?
中に真っ白の羽が見えてる、沢山衣裳を着てるんだなあ…
芦はギザギザしているので止まり易いんですよね。
さすがカナブン!!
返信する
まいど!花ぐるまさん(あまもり) (花ぐるまさんへ)
2008-07-25 20:36:00
UP早々に来てもうておおきにぃ。
そうそう、職場のアイドルのこのハイビスカスを去年、「火の鳥」と素敵な名前を付けてくださったのでした。
火の鳥は今年も飛び交ってます。今年は花付きがいいですよ。

ミズヒマワリもナガエツルノゲイトウも花は見応えがあるんですよ。
でも、この二つはあまり増えて欲しくないですね。
特にナガエツルノゲイトウの繁殖力はすごいです。毎年どんどん増えて増えて。

あはっ、ヤブカンゾウもツユクサも庭ではお邪魔虫ですね。
私の庭は広いのでいくら生えてもいい(笑)
特にヤブカンゾウは淀川ではお初なので大歓迎です。
淀川や神崎川の野草たちは毎年入れ替わり立ち替わり。
野草も生き延びるのに必死で、弱いものは淘汰されていくようですね。

このカナブンは羽の下に厚手の服を纏っているのでこの暑さに参っている様子。
私が写真を撮っていてもじっとして動きませんでした。
後ろに回ってたった二本の足で葉っぱを掴んでいたのにはちょっとびっくりでした。
返信する
特定外来生物 (横浜のおーちゃん)
2008-07-25 21:23:47
ナガエツルノゲイトウもミズヒマワリもうちの近所では見ませんが、淀川あたりは猛烈な勢いですね。ツユクサを見つけるのも大変そう。
この群生は問題だけれど、ヘラオオバコの林にヤブカンゾウが顔を出す風景はいいですね。
返信する
ほんまに暑いですね。 (スイポテ)
2008-07-25 21:24:17
頭を強い日射しから隠している緑のカナブン。
固い緑の鎧の下には薄い透明な羽が・・・見えてるがな。
マクロ、さすがですね。
去年より一層はびこったナガエツルノゲイトウ、同じ特定外来生物のミズヒマワリより一段と繁殖力が強いんですね。
なんかこの勢い、止まるところ知らずな様子・・・
八重のヤブカンゾウ。緑の河原に映えますね。
おまけのあまもりさんの職場のレッドフラミンゴ。
今年も一杯咲いているんですね。燃えるような赤。
でも、きれいだなぁ・・・

あっ!ナガエツルノゲイトウの全体写真の上の方に小さく写ってる黒い物体、あれって甲羅干ししてる亀さんじゃないかな?きっとそうですよね!もっとよく見てみたいな。
返信する
ほんま、ほんま・・・。 (酔歩)
2008-07-26 06:56:08
ほんまに見るからに夏を感じさせる暑苦しい写真やね~。
これは今PCの前に座っている私が、非常に暑いのが関係しているのかもしれないですが・・・。
昆虫のどアップ姿もリアルで気持ち悪いですね。
昔よく見ていた仮面ライダ-の怪人達の姿を思い出してしまいます。
急に立ち上がってきてこちらに襲い掛かって来るような気がするのは写真が非常に綺麗だからでしょう。
さすがはソニ-のサイバ-ショットやね。
・・・とここまで文章を書いていて気付きました。
確か新しいカメラはマクロが苦手だったはず!?
とするとこれだけは前のカメラで写したものか?

ウオ-タ-レタスが繁茂している写真も記憶に残っています。
名前から連想して、食べられたら食料の自給率も上がるのになぁと考えた事も思い出しました。
神崎川や淀川の河川敷もこれだけ青々とした雑草が生い茂っていると真夏がきた~と気持ちになります。
返信する
厚さ真っ盛り (おみや)
2008-07-26 09:49:57
おはようございます
今年の大阪地方の暑さはッ凄ですね。
外来種の雑草が何処でも繁殖して、元来の日本の
草が少なくなっていますね。
ウオーターレタスも水辺に溢れてくるのでしょうか。

とにかくあついです。お元気にお過ごしくださいね
返信する
おあつうございます (ポージィ)
2008-07-26 10:24:10
このところ、神奈川もすっかり暑いお仲間入りをしていますが、
天気予報を見ると、大阪名古屋辺りはさらに上昇してますね。
温暖化どころか熱帯化ですね。暑くて散歩は地獄、庭の整理は
する気にもなれず、寝不足です…
トップのカナブンちゃん(私もカナブンと呼んでいます)、暑さで
だれちゃってるんでしょうか。葉にとまるのも足2本でやっとこさ、
下側の羽もちゃんと畳めていませんね。おーい大丈夫?
 
そんななか、なんとナガエツルノゲイトウ、目茶目茶元気ですね。
同じ特定外来生物同士でもミズヒマワリより強勢。肩身狭く
咲いているツユクサがいじらしいです。そんな状態でも花は
とっても美しいですね。白と緑の中に咲く真っ青。配色的には
涼しげで素適ですが、白さんたちあまりに繁殖力強すぎです~
ウォーターレタスも相変わらずすごいんですね。冬の寒さにも
消滅してしまわないのがなんとも。もう耐寒性も付いてきて
いたりして。
ヤブカンゾウは緑の中で映えますね!来年数が増えているかなぁ
楽しみですね。うちの近所のヤブカンゾウたちは白いデッカイ
アブラムシにまぶれつかれながらも元気に咲いていましたが、
そろそろ咲き終わったようです。あまりのアブラムシに私は
近寄ることすらしませんでした(遠くからでも見えるくらいのデカ
アブラムシでした)。
 
フラミンゴちゃん、今年もお会いできて嬉しいです。
優雅なフリフリは全然暑苦しくないですよ。アイドルに相応しい
姿です
返信する
あまもりさん、こんにちは (polo181)
2008-07-26 11:15:57
ああ、間に合って良かったぁ。明日から長期に留守ですから。
ナガエツルノゲイトウもミズヒマワリも花はなかなか綺麗ですね。ただこんなに蔓延られてしまうと、在来の水生植物にとっては大変迷惑なはなし。ウォーターレタスについては、これまで貴女が取り上げてきているので承知していました。熱帯魚と一緒に水槽で育てる水草が、このように大量に繁殖するとは、まったくもって驚きです。淀川や神崎川だけの問題じゃないでしょうね。多摩川ではこのようなことは聞きませんが。
貴女の目的だったツユクサの撮影は大成功ですね。とても綺麗に撮れています。またヤブカンゾウの写真は、夏空を入れていて、その構図は素晴らしいと思いました。堤防にしゃがみ込んで空を見上げるようにしてシャッターを切ったのでしょう。ヘラオオバコがあり青い空には白い雲、夏でなければの写真です。東京と大阪では2度も高いのですか。それは大変。北極の氷が心配だ。いろいろな事情はさておいて、先日のサミットにしても、発展途上国にしても、よってたかって自分の住処を駄目にしている。人間は愚かな生物だと確信するようになりました。
夏には見せて頂くハイビスカス。今年も元気に咲きましたね。仕事の合間に眺めて、大いに楽しませてくれていることでしょう。
返信する
おーちゃんこんにちは(あまもり) (横浜のおーちゃんへ)
2008-07-26 13:39:03
ウォーターレタスを始めとするこの特定外来生物トリオにとって、淀川や神崎川の環境が最高に合っているのでしょうか。ほんと居心地良さそうです。
元は水槽から逃げ出した水生植物。人のモラルの問題もあるかもしれません。
ナガエツルノゲイトウの隙間から必死に顔を出しているツユクサは健気でした。
ヤブカンゾウを撮った日は、こちらが焼けてしまいそうなほどに太陽ギラギラ。
でもヤブカンゾウもヘラオオバコも元気そのもの。
暑いのは大好きと言っているようでした(笑)
返信する
スイポテさんこんにちは(あまもり) (スイポテさんへ)
2008-07-26 13:40:52
このカナブンくん、羽をたたみ忘れるほど暑さに参っていたのかもしれません。
ただ、何もこんな日差しのあるとこで居なくても、とも思いました。
岸辺から離れた堤防際にはヨシが覆い茂っているから、そこならもっと涼しいはずなのにと。

ナガエ軍団の繁殖力にはほんま目を見張ります。
でも岸辺を覆う群生はヌーちゃんの姿を隠しエサにもなる。
冬も枯れないのでカモさん達のエサにもなっています。
鯉たちもここで卵を産むようです。
もうすっかり神崎川で馴染んでしまってます。
なんだか複雑な気分。

ヤブカンゾウもレッドフラミンゴも暑苦しいですよね。
暑苦しくても毎年咲いてね、と今年はヤブカンゾウにも声をかけました(笑)

おーっ、スイポテさんは目がいいんですね。
右上の亀の甲羅干しに気づいてくれたとは。
ナガエ軍団にピントが合ってるので、上の亀さんはボケていますが、
ナガエツルノゲイトウの3枚目に今こそっと偲ばせました。
ワンクリックしてください。
それから去年のですが、同じような場所で甲羅干ししていた亀さん。こちらのほうがまだ増しかも
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/30/803340b4ae049db2f2e961b56c8a8456.jpg
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