外から見た感じでは、レザーを取り扱ってる雰囲気は全くありません。
内心、超不安になって帰ろうかと思いましたが、丁度中から人(Kさん)が出てきましたので、尋ねてみますと、間違いないとの事で、中に通されました。
中に入ると、ショップと言うよりは、工房です。(グッときます)
作品を見せて頂きながら、革とクラフトマンの思いなど、楽しいお話を頂き、拙者も気持ちの高ぶりを抑えるのが大変でした。
凄く気さくで、話やすいKさん。
『栃木レザーとか、巷で騒がれる革のブランドに拘るよりも、手に入れてからの革との付き合いの方が大事』
おっしゃる通りだと感嘆致しました
折角来て、楽しい話を聞かせてもらって、土産話だけで帰る訳にはいきません
この時期の服装では(ポケットが無いので)、携帯電話の持ち運びが億劫でならない。
ですから、携帯ケースのセミオーダーを相談すると...
『いけますよ』
『将来携帯の大きさが変わっても大丈夫なように、ココはこの仕様で。』
『素材は、サドルレザーにしますか 色は』
『黒とナチュラルのコンビはどうですか』
『ステッチはダブルでいきますか』
『糸の太さと色は』
超楽しいぃ~
コチラのちょっとした要望も気持ち良い反応が返ってきます。
完成まで1ヶ月要しますが、楽しみが増えました。
あっ皆さん、この携帯ケース...拙者が置いた布石の結果だとお思いでしょう
ふっ...甘いな。今日の出来事も布石ですよ。 ( ̄ー ̄)ニヤリ
最終目標は、フルオーダ・ウォレットですから
その話もKさんとさせて頂きました。
勿論、その話を嫁さんは、横に居てシッカリ聞いてました。
帰宅後、拙者のレザーアイテム本を読み出した嫁さん...
“布石”は確実に効いてるはずだ。
P.S.
帰り際に、Kさんから『イイ色落ちのジーンズですね どこのですか?』と尋ねられた。
やはり、革好き=ジーンズ好き の式は成立するんだね
本日の画像:RICOH R10