決める！？オトコ Vol.2

はい　決めるオトコ　Vol.2でございます。
毎回なれど、「～なオトコ」シリーズのファンの方は、Vol.1からお読み頂きますと、より詳しくご理解頂けると思います。


さてさて、本日 “決める” はずだったEMG
とんだ手違いで、相棒となるはずだったXV1600ロードスター（以下、RS）が他の人の手に渡るという事件が発覚
サスガのEMGも穏やかでは居られない。

しかし、ココは怒りを全面に押し出すよりも、交渉だ
そう、最大の目的は、RSを好条件で獲得する事

EMG、すかさず他のRSを探して貰うことに．．．
すると、直ぐに出てきた．．．別の黒のRS．．．

：『コレ、どう思うな』
：『画像では詳しくは、分かりませんが、比較してみても悪くなさそうですね。』
　　　・距離は同等
　　　・年式は１年新しい
　　　・車検２年付き
　　　・リプレイスマフラー
　　　・シーシーバー
　　　・エンジンガード
　　　・フォグランプ
　　　・フェンダーアクセサリー
とEMG向きな仕様だと思いますが。

そして、ココからEMGの交渉術
：『コレ、ナンボ』
：『この前の見積もりと同じになるとやろ』
：『いやぁ～あのぉ～正直言いまして．．．それは厳しいかと．．．』

しかし、ここで折れたりしない。
拙者も少しだけ交渉の合の手を入れ、赤男爵も今回の落ち度を考慮し始め．．．
EMGも納得出来るだけの金額提示をしてきた。

約１週間で現物を見れるように手配してもらい、そこでEMGの眼鏡にかなえば、晴れて「ご成約」かなぁ～

帰りの車の中では、スッカリ笑顔を取り戻したEMG。
お見事でございました。

決める！？オトコ Vol.1

定時後、拙者の机上の電話が鳴る
：『もしもし．．．』
：『あとで、大事な話がある』　（ガチャ）
：『・・・（EMGだな）・・・』

電話は切られたが、たぶん．．．赤男爵に行くから、お前も来いという類の話だと思います。
そして、やはりその類の話なのだが、その前に、少々作戦会議

：『この前もらった、この見積もり．．．この金額が、コレくらいまで下がるかの』
：『まぁ、赤男爵は難しいでしょうね』
：『もし、ココまでなったら、即決っちね』
：『そしてマフラーは、コレをヤフオクで．．．』
：『ちね～っ』
：『へいへ～い。とりあえず行きますか。（浮かれてる）』


そして、EMGと二人で赤男爵へ到着。
：『なぁ．．．あのロードスター(XV1600ロードスター　以下、RS)俺が買わんやったら、直ぐ無くなるかのぉ』
：『いやっ大丈夫っしょ』
：『そ、そうかぁ』
：『（やっぱ、浮かれてる）』


こんな話をしながら駐車場を歩いていると、店員さん（元持ち主）がやって来た。
：『いやぁ～もう、売約済みでぇ．．．』
：『まぁ～君、まだ買うと決めたわけじゃぁ．．．』
：『いやっ、そのぉ．．．このRSは、他の方に売れちゃいましてぇ．．．』
：『・・・な、な、なんて』
：『スミマセン、もう売れちゃいましてぇ．．．』
：『・・・（うそぉ～ん）・・・』
：『・・・なしな　・・・しげな』

ヤベェ～、放心状態のEMG。幽体離脱のEMG。心ここにあらず．．．
さっきまでの浮かれ顔は何処

しかし、結構ひどい話だ。
確かにEMGが商談中だったRS．．．
所用で購入か否かの返答が少し遅れる事を電話で連絡を入れ、まだ大丈夫という返事ももらっていたEMG。

されど、心配なさるなEMG　
拙者、こういう時の為にお供しております。
ここは、拙者が機転を利かせて、アイディアを

：『赤帽子は全国ネットワークチェーン店です。　同等．．．いや、それ以上のRSを探してもらいましょう。』
：『そ、そ、そうやな．．．そもそも俺が商談中だった訳だし．．．』
：『そうですとも　ここから生粋の営業EMGの真髄を見せてやりましょう。』
：『ちねぇ～』　（越後屋ぁ．．．お前もワルよのぉ～と、言ってるような）


さてさて、どうなる（決めるはずだったオトコ）、EMG