ノラログ

恵比寿西1丁目のノラネコ改め、地域猫の生活日記です。 ときどきノラ@イタリア報告もアリマス。

くろにゃん、その後。

2012-07-25 11:10:30 | 外の生活
みなさま、大変ご無沙汰しております。 くろにゃんの里親さん募集のお願いをしてから、早1年が経ってしまいました。 その後、シゴトが多忙なこともあり、なかなかその後のご報告ができずごめんなさい。 
くろにゃんのその後ですが、結局里親にはださず、保護主さんが猫を飼えるところに引っ越しをし、飼い続けてくれるということになり、今はもう一匹同時に保護された別のくろにゃんと一緒にとても幸せに暮らしています。 くろにゃんの里親探しをしているときにはとても驚くことがありました。 何度も問い合わせがあった広瀬勝海という人が実は猫虐待の常習犯で、その後間もなく警察に逮捕されたのです。 今でも思い出すと怖くなりますが、代理人となっていたワタシはその虐待犯とメール、電話で数度やりとりをしました。 その会話、文面はそつがなく慣れすぎている雰囲気を感じ、またすでに子猫を2匹飼っていると言ったことから、違和感を覚え、当人にいろいろ質問をしたところ、猫との顔合わせの日に急にキャンセルをしてきたので、くろにゃんは虐待犯に会わずにすみましたが、被害にあってしまった多くの子猫たちと保護主さんたちのことを考えると居た堪れない気持ちになります。  6月にでた裁判の判決は懲役3年、執行猶予5年(保護観察付)でした。 人間が被害者ならこんな軽い刑はありえませんが、猫だとこの程度になってしまうのですね。 この人が犯した卑劣な犯罪についてはこの事件の被害者の会HPとこの事件被害者のひとりであり、この事件と猫の保護に真剣に向き合ってきたみりんたらさんのブログをご覧ください。 あまりの卑劣さにこの刑が軽すぎるものだとお分かりいただけると思います。 ただ今日本の法律範囲でできることは動物虐待から対象が人間に変わる可能性も危惧し、保護観察の内容を強化し、しっかり観察を続けるということしかありませんので、保護観察所、観察官にはシッカリやっていただきたいところです。 里親探しでこんな事件もありましたが、代理人としてくろにゃんを守ることができたことには安堵しました。 これから里親さんを探すようなことがあるときにはより気をつけて行動したいと思います。 それからこの写真はくろちゃんではなく、くろちゃんのお母さんの写真です。 保護主さんのご家族が以前と同じ場所で去勢手術を終えた大人猫たちの世話をしてくれています。 このご家族には大きな負担になってしまいましたが、猫たちの幸せの為に力を尽くしてくれることに心から感謝しています。 そうそう、ウチの3匹もとっても元気にしていますよ。 また3匹のご報告も近いうちにさせていただきますね。

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