『海よりもまだ深く』、観ました。
以前文学賞を受賞し作家になったもののそれ以降本は売れず、
妻とも離婚し、探偵社に勤めているが、なかなか小説が書けず経済的にも困窮している主人公。
元妻には彼ができて、月に一度養育費を払うことを口実に子どもに会っているのだが・・・。
主人公と母親と姉、主人公と元妻の会話などくすっと笑えるところもあったし、
何気ないセリフの中にじわっと胸にくるものがあって是枝監督らしい作品だった。
あの団地は是枝監督が子どもの頃に住んでいた所らしいですね。
漫画や小説の実写化ではなくこうしてオリジナル脚本の映画がもっと増えればいいなあ。
それにしても、今日はレディースデーで沢山の女性でいっぱいで、
声を出して笑ったり話したり、携帯が鳴ったり、シャワシャワビニール袋の音がしたり・・・。
本当はもう少し静かな中で観たかったな。
もう少し日にちが経って観た方が良かったかも。