今、NHKスペシャル再放送の空海の録画を聴きながら。
NHKの5月は、四字熟語を書く!
四字熟語を何にするか!?
小学生のうちに覚えたい四字熟語一覧表なるものを
ネットで見つけたり!
積ん読だけだった、
新修墨場必携(上)(下)山本正一編や
書学体系の一冊を見たり!
その一冊から、
春夏秋冬の語句を選び出した。
季節にふさわしいと感じたものを、ひとつひとつ。
春風駘蕩 鶯啼燕語 鳥歌花舞 百卉含英
赫赫炎炎 燕語恋攏
水天一色 擧杯激月 ※激のさんずいがしんにょうになっていた。
飛雪千里 寒生酒思
季節離れて、酒をひとつ。
我有旨酒:詩経より
出典が書いてあり、ここがもうひとつのおもしろさ。
必携から
春山如笑 山濃谷艶
樹木方盛 碧潭庭月
風遼気爽 一葉飄零
玉雪開花 快雪時晴 霜松常青 雲寒氷清
この中に、王羲之のもひとつあり。
必携の付録に「号」一覧があったりで、
ここもひとつのおもしろさへの入口かな。
民代の人で王守仁という方がいたが、
王伯安・王陽明と同一人物ということがわかった。
季節で選んでみた。
夕陽帰鳥投深麓、煙火行人望遠村
青山清我目、流水静我耳
蛍飛夜堂静
天寒歳云暮、冰雪○河○ ○は今のPCでは表記できない(勉強不足も含め)
最後のは、不寝という題の詩のはじめだった。
酒をテーマに抜き出すのもやってみたいと思っている。
そうそう、必携の小序の書き出しに
市河米庵の墨場必携ほど重宝な書物はない。
とあったので、
古本で探して「墨場必携―新註」と
「五体墨場必携 篆・隷・行・草 上下巻」入手することにした。